修養

修養

950円 (税込)

4pt

5.0

当代一流の国際人であり教養人だった新渡戸稲造が、未来の日本を担う青年達に向けて記した実践的人生論。
自らの経験と深い思想にもとづき、人として生きるうえでの礼節や心構えはもとより、「不向きな職業を選びて失敗した実例」「打ち明けて頼めば反対者も同情する」「名誉を毀損された時の覚悟」「新刊書はいかにして読むか」など、日常のなかでの必要な事例をふまえた啓蒙的内容に富んでいる。
百年読み継がれてなお、現代日本人に多くの示唆をあたえる不朽の名著、待望の新訳決定版! 解説/斎藤兆史


総説
第一章 青年の特性
第二章 青年の立志
第三章 職業の選択
第四章 決心の継続
第五章 勇気の修養
第六章 克己の工夫
第七章 名誉に対する心がけ
第八章 貯蓄
第九章 余が実験せる読書法
第十章 逆境にある時の心得
第十一章 順境にある時の心得
第十二章 世渡りの標準
第十三章 道
第十四章 黙思
第十五章 暑中の修養
第十六章 暑中休暇後の修養
第十七章 迎年の準備

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修養 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    修養とは、教養であり、人を導くための指導者となるべき人間に書かれた書
    身と心との健全なる発達を図るのが目的とあります。

    気になったことは以下です。

    ・平素の修養があればこそ、非常の時の覚悟が定まる 「かかる時さこそ命の惜からめ、かねてなき身と思ひ捨てずば」
    ・いかに逆境に陥っても、その中に幸福を

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    これはいい!何度となく繰り返し読みたい本になった。明治44年、100年以上前に刊行されたもので、時代の違いを補ったり、当てはまらなかったりするものもあるが、多くは普遍的で大いに参考にしたいと思わせる内容だった。

    修養とは修身養心、身と心の健全なる発達を図るのがその目的だとある。ものの考え方、捉え方

    0
    2020年04月19日

    Posted by ブクログ

    新渡戸稲造と言えば『武士道』はよく知られているが、『修養』の方はあまり知られていないように思う。(自分も最近まで知らなかった)

    かなりの名著だと思う。新渡戸稲造の人生観を知るには『武士道』より良いかもしれない。

    詳しくは読んで欲しいが、新渡戸稲造という人物の鋭い洞察力、教養の広さ深さをうかがい知

    0
    2018年10月11日

    Posted by ブクログ

    武士道を著したことで有名な新渡戸稲造。
    彼が書いた武士道が武士という支配階級を通じて日本人とは何かを海外向けに記述されたものとするれば、本書はその反対。
    日本に住む一般市民に対してこう生きるべきであるという指針を示すのが本書である。
    今から100年以上前に記載された本であるが、その中で考える心の修め

    0
    2018年07月03日

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