王家の秘薬は受難な甘さ

佐倉紫 / みずきたつ

貴族だけど、貧乏な令嬢ルチアは家族のために日々家事に奮闘中。社交界デビューなんて夢のまた夢――のはずが、突然舞踏会に行くことに。ところが、ルチアはそこで大切な従姉妹の涙を目にする。聞けば「銀髪の男」が彼女を傷つけたという。怒りのあまり「銀髪の男」をいきなりひっぱたいてしまうルチア。だが、それは人違いで……相手は、なんと王子様!? 彼はルチアを不問にする代わりに、「婚約者のフリ」を強要する。女嫌いな彼は、花嫁探しの重圧から解放されるため、彼女を利用しようとしたのだった。戸惑うルチアだが、王妃にすっかり気に入られなぜか「王家の秘薬」と言われる媚薬を盛られてしまい――。秘薬のせいで前後不覚!? キュートで痛快、甘くて濃厚ラブストーリー。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: アルファポリス
• 掲載誌・レーベル: ノーチェブックス
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2017年05月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 9MB

[r · ★★★★★]

秘薬、秘薬、媚薬、秘薬

とにかく王家に伝わる秘薬づくし(笑)１つ媚薬出て来ますが、よくある悪者にヒロインが媚薬を盛られてって事はありません。逆にヒーローが盛られてます(笑)そしてその仕返しが楽しいシーンでした。
最後にやっぱり秘薬なんだ！って笑えました。章タイトルから、まだ秘薬あるんだとは思いましたが、そこに仕込むのかって読んでて流れ的に分かりやすいですが、全体的に楽しく読みやすい作品かと思います(*^^*)
王妃も皇太子妃もサイコー( *´艸｀)

[マカロン🍀 · ★★★★☆]

とんでもない秘薬ですね

これは王妃さまの暴走です。
結婚相手を探すつもりもない王子が、相手の弱みを握って無理に連れて来ているだけって、わかっていたのに。
確かにルチアはいい娘で、気に入ったのは間違いのないことだけど。
あんな秘薬を盛るなんて。
ルチアが気の毒です。

＃ドキドキハラハラ