エピソードで読む黒田官兵衛 ナンバー2の行動学

エピソードで読む黒田官兵衛 ナンバー2の行動学

610円 (税込)

3pt

3.0

「わしの後は官兵衛じゃ。あいつなら天下が取れる」と、秀吉に言わしめたほどの器量の持ち主であった黒田官兵衛(孝高、如水)。放浪の一族に生まれながら、やがて播州の小寺氏を継ぎ、信長への拝謁を切っ掛けに戦国にデビュー、秀吉軍の軍師として、天下制覇に向けて機略縦横の働きを見せるのである。本書は、天下人たる度量を有しながらも、自らの採るべき道を冷静に判断し、ナンバー2の生き方を貫いた官兵衛の生涯を、エピソードで綴る歴史読み物である。毛利攻めにおける「嫡男・長政の人質と摂津有岡城での幽閉の苦悩」「備中高松城の水攻めの奇策」、信長横死後の「中国大返しと天王山決戦」、さらには「朝鮮の役」……知略に長けた官兵衛は、まさに秀吉の頭脳として活躍するが、一方で、トップとの距離を微妙に測りつつ組織を動かすことの難しさもクールに認識していく。官兵衛の生きざまは、組織人、脱組織人のどちらにとっても示唆に富んでいる。

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エピソードで読む黒田官兵衛 ナンバー2の行動学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月25日

    タイトルの通り官兵衛さんの生涯を逸話を通して書ききった本でした。とは言え私も知ってるような有名な逸話ばかりでしたので好きな御仁の話なだけに欲を言えばあと一押し欲しかったところです。改めて見ると主君にホント恐れられちゃってますよね。大衆のくれた重い恩賞には思わずにんまり。

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