社会学的想像力

社会学的想像力

社会学を学ぶ意味とは何だろうか? たとえば、社会の変化が私たちの日常にどう影響するか、あるいは、日々遭遇する困難を根本的に解決するにはどうすればよいか。それを適切に考えるためには、日常を社会や歴史と関連づけて捉える知性が欠かせない。社会学的想像力と呼ばれるこの知性こそ、社会学の最大の効用である。だが、当の社会学者も理論や調査に夢中になるあまり、そのことを忘れつつある──こうした現状を鋭く批判し、社会学的想像力を鍛える学としての意義を高らかに謳いあげる重要古典。今日でも全米の大学で最も多く用いられている社会学文献である本書を、みずみずしい新訳で送る。

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    Posted by ブクログ 2021年07月16日

    個人の経験と社会の文脈を結びつける力。例)個人の自殺と社会のリストラ増傾向。文脈だいじ。空間軸(周囲の環境)、時間軸(世代、cf. APC効果)。▼パーソンズけしからん。歴史や文脈、観察なしに社会を抽象化できない。文脈を無視して、全体に還元しすぎ。▼ラザースフェルドけしからん。社会的な文脈を無視し、...続きを読む

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