薔薇色の駆け落ち

水月青 / みずきたつ

男爵家の長男ルカのお世話係になった侍女ニーナ。ぶっきらぼうで人を寄せつけないと噂の彼だが、ニーナだけは彼の不器用な優しさを知っていた。そんな彼とひょんなことから逃避行をすることに！ 二人きりで過ごすうち、ますます彼を好きになるニーナ。一方ルカも、これまでのそっけない態度から一変、ニーナに熱い眼差しを向けてくる。「君は無防備過ぎる」呻くように呟くルカに、淫らな愛撫を施され、蕩かされていくニーナだったが……。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: イースト・プレス
• 掲載誌・レーベル: ソーニャ文庫
• 電子版発売日: 2017年05月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

[サマ · ★☆☆☆☆]

内容がなく薄っぺらい！！

最近読んだ中でも最低レベルの内容でした。

まずヒロインの設定ですが、両親と幼馴染みを事故で亡くして「私の大切な人は想いを返してくれたらいなくなる」的な悲劇のヒロインまんま。ちゃらけてヒーローに好き好き言ってますが、ヒーローが想いを返すそぶりをみせると引くとか人間としてどうよ？って感じでした。

ヒーローの設定も父親から虐待されてますが実は本当の父親は王弟。でもそれが全然生かされてない。

自分の息子であることに気付いた王弟が権力争いに巻き込まれないよう他国へ逃がすって話でひたすら逃げてる間の話。権力争いなんかなく悲劇のヒロイン気取りとの道中話。ヒーローが王族に稀に出る左右色の違う目ってさ、貴族の両親が知らんって設定どうなのさ。それなら王弟の息子って設定でなくてもいいと思う。