ばんちゃんがいた

ばんちゃんがいた

495円 (税込)

2pt

3.5

大晦日の夜、親友のばんちゃんが死んだ。以来、俺はクラスで喋らなくなった。そんな態度がうざいという裏掲示板の書き込みをきっかけに、刃のような言葉が行き交う。あの夜、ばんちゃんに対して俺が密かに計画していたことは、誰も知らない――。表裏一体の2編から立ち上がる、未熟な魂のあやうさときらめき。

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ばんちゃんがいた のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    読み終わって見る表紙の切なさよ。。。

    ばんちゃん、きみがどんな大人になって、どんな人生を送るのか、わたしも知りたかった。


    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    ばんちゃんはいつの時代にもいる。

    自分がばんちゃんの立場になることもあるし、太一の立場になることもある。

    または、ふたりの関係を遠巻きに見ている場合もある。

    でも、ばんちゃんは純粋に太一のことを友達だと思っていたんじゃないかぁ。

    そう、思いたい。

    おじいちゃんの書き込みにはぐっときたね。

    0
    2017年03月09日

    Posted by ブクログ

    さえないデブのばんちゃん。
    2編のうちの1編は、ばんちゃんの不慮の死がきっかけでクラスで誰とも話をしなくなった元人気者のの男子の心象風景主体。
    もう1編はその10年後ばんちゃんのクラスメイトの美少女が、高級クラブのホステスとして働き、蔑んでいたばんちゃんの事を思い出す話。
    インターネット掲示板での心

    0
    2018年12月28日

    Posted by ブクログ

    同級生の死。その事実に直面した二人の男女の当時と10年後の姿を描く中篇小説二編。
    インターネットの世界は剥き出しの刃だ。ただでも生きにくい現実社会の上に、仮想社会の凶器が無防備な私たちを襲ってくる。そんな強敵から、「心」を守る手段をさりげなく教えてくれる小説だ。

    0
    2017年06月18日

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