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最悪の形で総理を辞任した安倍晋三は、5年後再び政権に返り咲き、強力なリーダーシップを発揮する。この間、決断はどう下されてきたか。政治の重要な局面で、安倍、麻生、菅は何を発言し、どのような行動をとったか。誰よりも政権中枢を取材してきたジャーナリストが、政治家の肉声から浮き彫りにする、官邸も騒然の内幕実名ノンフィクション。※本作品は 2017年4月14日まで販売しておりました単行本電子版『総理』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
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Posted by ブクログ
衆議院が解散されたことをきっかけに、暫く積ん読だった本書を手に取った。政治家の当時の判断や発言、その場の雰囲気が書かれており、非常に面白かった! 特に印象に残ったのは、これからの宰相には、国家運営の主要分野を網羅した、矛盾やごまかしのない国家の形を絵に描いて見せる能力が必要である、という指摘だ。 こ...続きを読むの主張には大いに賛成だ。これまで単一の問題にYESかNOで答える質問が選挙の争点になる度に、争点にするべきは本当にそれだけなの?都合のいいところだけを切り取ってないか?と疑念を持っていた。通常のビジネスの場では、賛否を聞かれた際に、それぞれの選択肢のメリット・デメリットは何か?、争点はそれだけか他にもっと大事なことがないのか?、今コストを掛けて判断が必要なのか否か?、などツッコミどころが想起される。それが政治的なテーマにおいてはいまいち議論されない気がする。 政治に対して問いを立てる能力を政治家にもジャーナリストにも養ってほしいし、私も養いたい。
「媚びない総理」。本書を通して、安倍元総理の歴代総理とは一線を画すスタンスを垣間見ることができました。イデオロギーはどうあれ、明確な国家観による抜群の安定性と筋の通し方が長期政権を築いた基盤になっていると感じました。
この年になってくると、政局やそこに至る意図が見えて来て、政治も面白くなってくる。安倍さん、麻生さんの人間関係や決断までの葛藤や駆け引きはとてもリアルで、面白く読んだ。総理はどす黒い孤独。誰にも本音を打ち明けられず、大局観を示し、判断をしなければならない。大変な仕事だ。
総理大臣とその直近にいる大臣らが何を考えてどう行動しているのか、その一端が見れる本です。 政治的な良し悪しは抜きとして、実名で書かれるエピソードの数々は一読の価値ありですね。綺麗で明快な文章も読みやすい。
第一次安倍政権での辞任から第二次政権での総理復帰、さらには消費税増税やオバマ政権とのやりとりに至るまで、安倍首相、麻生副総理、菅官房長官を中心としたやりとりを生々しく紹介したドキュメント。ここまで入り込めるのもすごいが、それを堂々と明らかにするのはもっとすごい。政治ジャーナリストここにあり、といった...続きを読む1冊。
【きっかけ】 文庫化に際し どう動いてるのか 【概要】 安倍番記者を務めたジャーナリストのルポ 【感想】 著者自身に対してや首相・政権に対しての評価はさておき、よく内情をえぐって世に出したなという点では労作。 政策決定や外交がどうなされているかということが生々しく伝わってくる。結局そういう事象も...続きを読む個々の人間が紡いでいるもので、それぞれの持つ熱量や駆け引きの産物だということが克明に浮かび上がってくる。 政権交代を叫ぶにしろ、それらの面で凌駕できないことには勝負にならないということだろう。
こういった政治家のリアルな話が大好きなので読んだ。 安倍総理の側近記者が書いているので完全に安倍寄りの書き方だが、リアルな話が多い。 麻生、菅、中川さんとの強い絆がわかる。 安倍支持者の本だから当然だが、エピソードを読んでいくとやっぱり真面目な政治家ってかっこいいなと思う。 人間味がすごい た...続きを読むだなんか側近記者の自分が安倍総理を動かしたんだぞ!みたいな自慢っぽい部分も多かった。
日本を取り巻く安全保障情勢がどんどんきな臭くなっていく状況下、現政府首脳の政治的姿勢や思考が気になるところ。 本書を読む限り、この情勢を乗り越えられる宰相は、現時点では一人しか見当たらないようだ。 それはそれで危機なのかもしれない。
4 安倍政権を巡る人間模様や決断の内情、政局記者のジャーナリズムの在り方について問う一冊。安倍、麻生、管の結び付きややり取りの一場面がよくわかり面白い。海上保安庁長官の生抜き登用など、官僚の抵抗具合の計算も含めた根回し・準備といった管の人事術。安倍と麻生の共通点。楽天的で逆境に強い。安倍の国家観「誇...続きを読むりを持てる国づくり」。安倍の最も肝に銘じていること「人事において情に流されないこと」。政権人事や増税の際の記者を介してのやり取りは興味深い。安倍達に原稿も見せてないし書いていいかも訊いてないことを踏まえれば、肉薄と不適切の境界については結局バランスのとれる記者のみが携わるべきなのだろう。 本書の第一の目的は、著者山口敬之が至近距離で見てきた安倍政権とキーマン達の言動を明らかに、宰相の仕事、人物像、運営方法を伝え、宰相にふさわしい人物、ポスト安倍を考える一助にしてもらいたい。第二は、ジャーナリズムの果たすべき役割を考える材料を提供したい。至近距離の人間関係を築けなければ政治の内情は分からない一方で、接近すればするほど政治家の太鼓持ちや不適切な関係を生みやすい。著者は、距離が近い=不適切という批判には断固反対する立場。「取材対象に肉薄する」というジャーナリズムの本能と機能が国民の思考と判断を支える一助となっているか、その一例である本書がプロパガンダではなくジャーナリズムの仕事に属するものであるかどうかを判断してもらいたい。 ジャーナリズムについて。取材対象に肉薄する記者の本能とリスクを忌避する会社組織の構図。政治記者には政局記者と政策記者があり、前者は政治家などにつき独自の情報をいち早くとってくる攻撃型。後者は、安全保障、税制など政策課題を足掛かりにこれに関わる政治家官僚学者などを幅広く取材し知識と人脈を広げていく分析型。 安倍と麻生のやり取りで、そこまで信頼のおける関係築けている記者側はよいが、人事案や意見交換を記者を介してやらせるあたりはどうかと感じる。明らかにされること前提ならよいが。
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