時間の言語学 ──メタファーから読みとく

時間の言語学 ──メタファーから読みとく

715円 (税込)

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4.0

時間は抽象なので、私たちが時間を認識するとき、なにかに「見立て」るしかない。この「見立て」つまりメタファーを分析することで、“時間”を具体的に意識化することができる。近代において最も強固な「見立て」は〈時は金なり〉のメタファー。コーパスや、具体的なテキスト(「吾輩は猫である」「モモ」等)を探り、私たちが縛られているさまざまな時間のメタファーを明らかにした上で、新しい時間概念(「時間は命」)を模索したい。

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時間の言語学 ──メタファーから読みとく のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    時間表現を精査して、人が時間をどのように認識しているかをモデル化していく。

    時間を川の流れのようなものとイメージし、主体はその川の中にある。(河畔に立つというモデルもある。)
    その場合、未来と過去はどちらにあるか?

    実はどちらもある。
    今から数日経った日を指して言う言い方に「○日後」といえると同

    0
    2021年07月22日

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