伊庭八郎 凍土に奔る

伊庭八郎 凍土に奔る

847円 (税込)

4pt

5.0

【『口入屋兇次』『MUJIN -無尽-』で人気の崗田屋愉一によるカラー口絵つき!】

心形刀流宗家に生まれ、「小天狗」と呼ばれた伊庭八郎。遊撃隊の一員として鳥羽・伏見の戦いに参加するが、近代兵器を駆使する新政府軍を前に唇を噛(か)む。箱根山崎の戦いで左腕を失いながらも、八郎は盟友・土方歳三の待つ北へと向かう。幕末から維新、激動の時代に最後まで幕臣として生きることを望み、蝦夷箱館の地に散った若き剣士の苛烈な生涯を鮮やかな筆致で描く。

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伊庭八郎 凍土に奔る のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年03月07日

    伊庭の小天狗といわれ、麒麟児といわれた一人の不器用な生き方を貫くことしかできなかった青年の最後の戦いの物語。

    こちらを読む前に同じ著者の「歳三 往きてまた」を読んでいたためか、二人の別れの場面に( ;∀;)

    徳川の禄を食んできたから、徳川のために戦って死ぬ。それが八郎の生きていくための理由なのが...続きを読む

    0

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