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現在、世界各地で水不足が発生し、その一方、右肩上がりに水需要が増えているため、少ない水をめぐり、川の上流に位置する国と下流に位置する国とで奪い合いが起きている。このような問題について、島国である日本は一見無縁のようであるが、そう考えてはいけない。最近では、慢性的に水不足問題を抱える大国・中国を中心とした外国企業に、日本の水源地が買収されるという噂が絶えない事態となってきた。日本国内もすでに「水戦争」の戦場だと言っていい。そこで、本書では、水問題を専門とする気鋭のジャーナリストが、世界の水争奪戦を俯瞰するとともに、水ビジネスの動向なども交えながら、今後、日本がとるべき対策を説き明かす。資源・環境問題を考えるに欠かせない一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2010年07月19日
「水商売」について、勉強になりました。
アジア、ヨーロッパでは、河川の上流にA国、下流にB国、ということは、良くある状況で、Aが大量取水したり、水質汚染したりしたら、Bはたまったものではない。そして水戦争が起きる。。。日本は恵まれた環境であるので、水をジャブジャブ消費していますが、水の貿易収支を考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月26日
内容のインパクトは極めて大きい。
著者も島国の日本では仕方がないと述べながらも、
正直、単なる水について、ここまで問題が起こっているとは
夢にも思っていなかった。
地球は水だけは豊富な星であると思っていただけに・・・
環境問題・食料問題とも、
密接に関係する水の争奪戦が始まっていること。
大きな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月16日
水資源が豊富な日本に住んでいては想像もつかないような、水問題が世界各地で起こっている。
中国を中心とした外国企業が日本の水源地を狙っており、日本も他人事とは言えない状況。
日本に国際河川は存在しない。しかし日本は大量の食料を輸入しており、空港や港に国際河川が流れ込んでいるようなもの。
『食料など...続きを読む
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