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国産独自のパソコン規格が生まれてから終焉を迎えるまでをメーカーの戦略視点で俯瞰して読み解く、現代の歴史絵巻!!パソコンの創世記からWindows登場までを軸に、なつかしのパソコンたちを紹介しつつ、当時の世相を振り返ることができる一冊。栄枯盛衰の歴史を読むシリーズ第2弾!!
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Posted by ブクログ
マイコンBASICマガジンに載っているような昔のマシンかからwindowsが市場で一人勝ちするまでの歴史が丁寧にまとめてあって、懐かしさを感じながら読める。日本のパソコンメーカーもファミコンを敵に回しながらいろいろ工夫しているが、それが発表タイミングとコンセプトにより売れたり売れなかったりしたことに...続きを読むついての筆者の分析がおもしろい。
懐かしい記憶をものすごく呼び起こされたのだけれど、そこまで。読む前から想像できるとおり、各機種を掘り下げた内容ではなく、比較的平等に取り上げているため、特定機種ユーザ向けではない。歴史の流れを淡々と記述しているため、客観的に流れを把握するにはいいかもしれないけど、さて今の時代、ホビーパソコンの歴史を...続きを読む客観的に眺めてそこから何かを得よう、とする読者層がどれだけいるのかは疑問。誰が読むことを想定したのだろうか? もうちょっと、愛情(執念)をもって、機種あるいは分野を偏ったまとめ方をしたほうが、所蔵・再読したくなるのではないかなぁ。
物足りない。このページ数ではこの内容が限界なのか?いや、そもそも大手電気メーカーのホビーパソコンは半導体需要喚起の為に産まれたという原点が抜けているせいで、骨無し、肉無し、皮ばかりなのかと。個人的には海外のホビーパソコンとの対比がもう少しあればと。
P130:FEPの記述。FEP=日本語入力システムに違和感が。確か、打鍵入力をかすめ取って処理してOSへ渡す意味で、今の入力はOS配下にあるから、厳密にはFEPではないような。
TK-80からPC-98、そしてWindowsによる国産PCの終焉まで。自分に思い入れのあるマシンの記述が少ない、と誰もが不満に思ってしまう損な企画だが、全てのマシンを出来るだけ平等に扱おうとする姿勢を買う。ハードの解説が多く、ソフトの解説が少ないのは、また別の書籍に期待することにしよう。
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