探偵・日暮旅人の残り物

山口幸三郎

目に見えない物を“視る”力を持った探偵・日暮旅人の物語、番外編の第２弾。旅人を『アニキ』と慕うユキジ。複雑な雪路家の家族の形を描く――『雪消の隘路』。いつもクールな仕事人間、増子すみれ刑事の意外な休日とは――『花の夕影』。「探し物探偵事務所」に秘められた、秘密の物語――『ひだまりの恋』。本編で語られなかったエピソード３本に加え、花まつりを舞台に起こる事件を、主要人物総出演で描く長編『祭りのあと』を収録。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: メディアワークス文庫
• シリーズ: 探偵・日暮旅人シリーズ
• 電子版発売日: 2017年01月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

このシリーズに出会うことが出来て、本当によかった。それしかこのシリーズを讃える言葉が思いつかない。


雪路の継母に対して、どうしてかいいイメージを持っていなかったけれど、勝手にそんなイメージを持っていたことを反省した。

増子さんの話はこういう関係って素敵だなって思える、素敵な夫婦の話だった。

窓越しの恋、その話よりも所々に見える旅人の可愛い所に嬉しくなった。早く旅人と陽子、くっつかないかなー

[ブクログ · ★★★★☆]

青のチューリップの謎が、難しいというかややこしいというか、ほっこりとした物語の中中にある無機質であるような、そんな感じがした。

[ブクログ · ★★★★☆]

最終巻で番外編の第二弾。脇役を掘り下げた話だったり、番外編ならではの面白さがあった。最後の三部作も面白かったけど、終わってみればほんわかした話で、ちょっとラストを飾るには物足りなかったかも。

[ブクログ · ★★★★☆]

■目に見えない物を“視る”力を持った探偵・日暮旅人の物語、番外編の第２弾。

旅人を『アニキ』と慕うユキジ。複雑な雪路家の家族の形を描く――『雪消の隘路』。いつもクールな仕事人間、増子すみれ刑事の意外な休日とは――『花の夕影』。「探し物探偵事務所」に秘められた、秘密の物語――『ひだまりの恋』。本編で語られなかったエピソード３本に加え、花まつりを舞台に起こる事件を、主要人物総出演で描く長編『祭りのあと』を収録。

[ブクログ · ★★★★☆]

陽子と旅人のその後の関係も見られてよかった。
ユキジの家族への思いも。
増子すみれの結婚生活がなんとも微笑ましくて素敵。
シリーズの幕引きにふさわしい１冊。

[ブクログ · ★★★☆☆]

雪路と旅人の喧嘩、すみれの主夫兼小説家の夫の浮気疑惑、本編後お悩み相談所に変わった向かいの部屋からの覗きの話。吹奏楽部やスリグループやマジック仮面の双子兄妹と父が錯綜するお祭りの長編はおあずけされ続けるハニークリームパンケーキが強力な魅力！前巻よりも反則感がなく、これまで通りな皆に安心感があった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

既にシリーズから心が離れてしまっていたせいか、少し読むのがつらかった。最期の長編は、一連の事件を複数視点で描いていますが、無駄に長い感じがした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

現時点での最終巻であり、番外編その２。
個人的には増子刑事の話がツボ。
こういうツンデレはかわいい。
ラストの祭の話は、キャラクター総動員で文字通りお祭り騒ぎ。
懐かしいキャラも出てきて良い感じです。
たぶん、続編はないだろうけど、非常に楽しめたシリーズでした。