声しか見えない

小箱あき

【“声”がテーマの純情物語】部長との不倫で支社へ飛ばされ、声が出なくなった藤沢－－。「声、聞かせてくれますよね？」藤沢の“声”が好きな部下・岸野は、秘密をバラすと迫り無理に声を引き出そうとする。「あなたの声で…こんなになる（勃つ）んです！」まっすぐな瞳に絆され、回復傾向にあった藤沢だが、ある日、出張で支社にやってきた部長に再び関係を迫られて…。藤沢はトラウマから抜け出せるのか－－？！ この作品はBF Series電子単話作品「睦言のように囁かないで 第1話～第7話」に描き下ろしを加え単行本で出版した作品となります。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: ジーウォーク
• 掲載誌・レーベル: BF Series
• ページ数: 206ページ
• 電子版発売日: 2017年01月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 43MB

[真名兎 · ★★★★★]

「好き」のきっかけはそれぞれ

誰のどこを好きになるのか、その些細な変化に気付けるのか。岸野くんにとっては、藤沢さんの声がとても胸に響いたのだろう。
声から始まる新感覚のストーリーでした。
園村さんはその後どうしたのか、とても気になります。

＃アツい ＃癒やされる ＃ドキドキハラハラ

[こってりこて味 · ★★★★☆]

良き

トラウマのある上司受けと、上司の声がすんげー大好きな部下のお話。
部長（男）と不倫させられていた受けで、しているときは「気持ち悪いから、声出すな」で声がうまく出せなくなってしまった。その声が大好きな声フェチの部下かと思っていたら、まさかの失顔症という。詰まっているけど、キレイにまとまったお話でした。良かったよ。

＃ハッピー ＃切ない

[ブクログ · ★★★★★]

リーマンもの、上司受けです。上司は少々重いトラウマを抱えてるけど一途な部下との恋愛で解決に…それで終わりかと思いきや上司の従兄弟や当て馬も登場して賑やか。全体的にシリアスなテーマなのに随所に上手いことコメディ要素があって本当に楽しく読めます。
絵はとても綺麗でBL向き。
表題作で丸々１冊で物足りなさもなく、いろんな事にバランスの取れた本だと思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

強要された不倫のせいで声が上手く出せない上司×声フェチ部下。岸野がとても天然というか、失顔症じゃなかったら本当にただの声フェチ変態ストーカで、相当やばい…ｗ一耳惚れを7年こじらせて寝てる相手襲っちゃうってｗでも、藤沢の声が良いということが脅せる材料だと本気で思ってるところが、かわいくて憎めない＾＾ 園村の今後が気になります。