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日本語文法を理解するには、日本語の起源から問いなおさねばならない。日本語の発展史に即した文法理論が必要であり、西洋語の文法を日本語に当てはめた現在の学校文法に代えて、新たな文法体系を打ち立てねばならないのだ。現在を示す「あり」(r)、過去の「き」(k)、推量の「む」(m)、形容の「あし」(s)の組み合わせで成り立つ時の助動辞をはじめ、日本語の隠れた構造を明らかにし、豊富な古文の実例をもとに、日本語文法の本質に迫る。まったく新しい理論体系。
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Posted by ブクログ
いやー難しい、というか、読みにくい、というか、ある意味「難解」な類いの本でした。 古文を教えるのに参考になれば、と思い、読み始めたのだが…(; ̄ェ ̄) いわゆる「学校文法」を説明し直す=書き換える、という野心的な目的が本書にはある。“krsm-立体”からの説明は納得。ここに本書の特徴があるのではない...続きを読むか? 高校生にはちと難しい。大学で日本語学とか日本古典文学とか学ぶ人には良い問題提起となる本だと思います。
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日本文法体系
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藤井貞和
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