決定版 私の田中角栄日記

決定版 私の田中角栄日記

572円 (税込)

2pt

4.1

17歳の冬、著者は郷里の柏崎で田中角栄に出会う。やがて秘書になった彼女は、越山会など政治団体の統括責任者として三十余年にわたり、この「天才政治家」を支え続けた。行動的で人情厚く絶大な人気を誇った「庶民宰相」の栄光と挫折――。今なおその評価が論議される男の実像が、封印されていた日記から甦る。“女王”が書き遺した鎮魂の回想録。単行本に大幅な加筆を施した決定版。

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決定版 私の田中角栄日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最も長く田中角栄の秘書を勤め、角栄との間に愛娘ももうけた女性秘書。彼女が自身の日記をもとに、田中角栄との政治生活を時系列的に振り返る。角栄を題材とした著作は沢山あるが、そうした著作群とは一味も二味も異なる。

    0
    2016年09月02日

    Posted by ブクログ

    角栄さんのことを語る上で、一番近かったのは佐藤さん
    をおいて他にはいないと思います。どれだけ「オヤジ」のそばにいたことを自負する男たちでも、「ママ」の存在は別格だったことでしょう。

    単なる恋愛関係でもなく、かといって決して途切れることのない点では夫婦のようでもあり、それは、昭和の時代でしかありえな

    0
    2016年11月19日

    Posted by ブクログ

    これ読むと、我らがカンナオトとのあまりの違いに複雑な気分になる。もちろん時代が違うので一概に比較は出来ないのだが。

    0
    2011年07月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    久しぶりに、Fに遊びに来てくれた
    D時代の同僚から紹介された本作

    もう、平成も終わろうとしてるのに
    年齢が近い人と話すと
    何故か、昭和の話になるのは
    あまりにもエグいコトが多いから 笑

    特に、戦後の混乱期
    どさくさ紛れに、財を成したり
    フィクサーと呼ばれるような
    怪しい人達が、ゾロゾロいる昭和

    0
    2020年08月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ロマンスは興味なかったが、男目線と仕事のパートナー兼女性目線の違いが見たくて読んだ
    田中本数冊目、読めば読むほど田中が魅力的。
    この本を読むと角栄は冤罪だと思った
    政治の中で金が動くのは必然
    会社だって営業協力というのやってますよね
    他社の製品買わされたり、社内で自社製品買わされたり
    佐藤さんは経理

    0
    2016年07月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     当初はロッキード事件=陰謀、という文脈から本作品を手にしたが、稀代の政治家の素顔を知るということで人となりの妙を純粋に楽しめた。

     現今の政治家とは時代が違うので仕方ないが、田中角栄氏の魅力が良く伝わってくる。
     終戦直後から角栄氏の死まで半世紀に渡り時を共にしてきたわけだから、作品全般に関して

    0
    2021年06月02日

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