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ある思いを秘め、奉納の歌を練習する巫覡の桜介の前に、ふいに現れた不思議なオーラの猫。雪と名付けると、甘く唇を舐められ…! 瞬間、眩い光の中から美しく力強い男が。迷う事なく桜介に跪く彼には真っ白な耳としっぽ!? 雪なの? 混乱する桜介を、男は「桜介だけが必要なのだ」と彼の一族が統べる異世界へと攫ってゆく。皆に慕われる雪豹の神獣、雪に「運命の伴侶。私の歌うたい」と眩暈がする熱量で触れられても、何かが怖くて。更に揺れる桜介に陰から禁忌を囁く者が─。
【電子特別版】本編の後日談を描いたあまあまショートストーリーを電子版だけに特別収録!
昔話風ファンタジー
獣人たちの村を治める雪と彼に歌声を見初められ、村に連れてこられた青年のお話。
ややこしい障害もなく、村人達にも歓迎され、
こんな所で過ごしたい!とまで思ってしまう状況で、ただただ雪に甘やかされます。
お互いに想いが通じ合ってからは
初々しさ、かわいらしさ全開でよかったです。
ほのぼの系が好き
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