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「完璧さは求めない。 次に進むためにはむしろ未完であることが重要です」「アイデアはこねくりまわさない。 大勢の価値観にあてはめると、ロクなことにならないから」 80歳を迎え、なお旺盛な活動を続ける美術家・横尾氏が自らの創作活動、老いとの向き合い方、幸福な人生について語り下ろす。
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Posted by ブクログ
無頓着でいく。物事に対して執着しない。そんなことどっちでもいいじゃないか、とこだわりをできるだけ減らす。起きてるけど寝てる状態。それは楽だな。 自分が何歳か年齢を知らないって、すごい「今を生きる」だな。 優等生の作品は、窮屈で、なんだか息苦しい。適当でいいんじゃないの。真面目すぎるか。破壊も好...続きを読むきなんだって。あらそうですか。破壊とか全然してないな〜いかにちゃんとやるかだけを考えてる感じ。もっと適当でいいじゃん。 仏教が一番戒めている言葉が執着。無頓着の反対。こだわりなくていいのか。 子ども心を持ち続けるには?目的や結果を考えすぎないこと。大事。めっちゃ大事。本読みたいんだったらずっと読んでりゃいいんだよな。何時間睡眠しないといけないとか考えないで。 理屈をこねないで、無頓着で暮らすのが一番。質問を続けない。答えを求めない。てきとうにね〜。 ゆるくて、いい意味でなるようになると思えると、気持ちが楽だし、自分に嘘ついてないし、本当に心の奥底で行きたいと望んでいるところに行ける気がする。肩肘張らないこと。 なんかずーっとだらだら本読んでるのも幸せだなって気がした。
無頓着に子供の心を忘れずに 自由に作品を作るのが1番幸せで なかなか難しいことだなー お金のことも考えちゃうし、見られることも 考えてしまう。。 横尾さんのような生き方いいな。 デュシャンとピカソの話も興味深かった! 答えなんて求めず なるがままに 猫のように〜
次々とよみたくなる横尾さんの本。めちゃくちゃスピリチュアルなところもあってびっくりするけど、おもしろかったです。著者の文章と相性が良いのかもしれません。
長い間,感性の開拓者的な、いつもびっくりさせられるような人です。語りを本にした気楽さが伝わります。仕事(絵)の話は、さすがといった鋭さがありますが、生活の感想などは年齢相応なもです。
横尾さんが久米書店に出演されていて読みたくなった。 Y字路や尊敬しているマルセル・デュシャンの「泉」など興味を持った。スーツを着て絵を描きたいというのも面白い。やはり天才だ。 途中二か所、誤植訂正のテープが貼ってあり、今時このようなこともあるのかとびっくりした!
芸術家横尾忠則が80歳になった現在の自分の生き方、芸術観、老いや道楽についてを語った本。面白かったのは、骨折で入院中におきていたベッキー騒動について、「『センテンススプリング』なんて、いい言語感覚ですね」といってるところや、横尾自身の言葉ではないが、「神秘思想家のグルジェフは、一人の人間の中に多様な...続きを読む『小さな私』がいると言ってます。『小さな私』がそれぞれに役割を果たしているということのようです。」といっているところ、そして「僕の評価の基準は」、まず外面です。外面に内面が反映しているはずです」と言っているところだった。なお、本文とは全く関係ないが、他におもしろかったところとして、デザイナーの亀倉雄策氏に言及されている部分で「雄策」の記載に誤植があったようで、そこのところだけ小さなシールを貼って訂正しているところ。本書中に数か所あった。いまどきなかなか見ない手法なので、ちょっと驚き。本書の初版が何部発行されたのか分からないが、これをやるのは相当難儀だったはず。作業された方には本当にご苦労様でした、と申し上げたい。
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