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「腐った卵を産む鶏は、場所や飼い主を替えても、決してよい卵を産まない」
2016年8月12日、ついにシャープは台湾企業・鴻海グループの傘下にくだった。
自ら独裁を公言し、苛烈な発言を繰り返す創業者・郭台銘(テリー・ゴウ)とは何者か。
M&Aを繰り返す鴻海と、郭台銘の半生から、シャープの行く末を占う。
【著者紹介】
安田峰俊(やすだ・みねとし)
1982年滋賀県生まれ。ルポライター、多摩大学経営情報学部非常勤講師。
立命館大学文学部卒業後、広島大学大学院文学研究科修了。
在学中、中国広東省の深セン大学に交換留学。一般企業勤務を経た後、著述業に。
アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情について、雑誌記事や書籍の執筆を行っている。
著書に『和僑』『境界の民』(角川書店)など多数、編訳に『「暗黒・中国」からの脱出』(文春新書)がある。
【目次】
第1章◆シャープ買収にこだわったホンハイの懐事情
第2章◆自殺者続出、フォックスコン工場の実態
第3章◆ホンハイは中国企業なのか
第4章◆郭台銘の原点、貧困の時代
第5章◆倒産寸前から急成長の謎
第6章◆巨大企業の「皇帝」の懊悩
第7章◆信仰への熱中、強烈な家族愛
第8章◆シャープへの求愛
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