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ロンドン発202便は、飛行機好きの小学生、護送される国際犯罪者など、様々な人々を日本へと運んでいた。だが成田が近づいたその時、突如、第二エンジンが炎上! 機長ふたりも倒れてしまう。乗員乗客の命は、副操縦士の江波が預かることに。経験不足のパイロットは、傷ついたジャンボを無事着陸させられるのか? 航空サスペンスとミステリを見事に融合させた、内田幹樹の処女作。
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Posted by ブクログ
『機長からアナウンス』で有名な元全日空の機長内田幹樹さんの航空小説。 1997年の第14回サントリー・ミステリー大賞で優秀作品賞を受賞した作品。 以前にも書いたが、わしは航空モノにヨワイ。 ヨワイったらヨワイ。 飛行機を知り尽くしている人が書いているだけに、 機内の様子は迫力に満ちているしリアルな...続きを読む恐怖。 何ヶ所か飛行機好きの急所をつくところがあって、 そのたびに涙ボロボロ。 電車の中で人目も憚らずウルウル。 そういえば何年か前TBSで放送されたキムタクのドラマ『グッドラック』でも、 急所を突かれまくりで毎回ウルウルになってしまったっけ。 パイロットと管制とのやりとりもホンモノの言い回しだから、 リアルだしわかりやすい。 翻訳の航空モノでまずコケるのは、このパイロットと管制とのやりとりの場面。 知識のない翻訳家が意味をわからないまま訳すものだから、 よけいわけのわからない訳になってしまう。 おそらく編集者もわかっていないから違和感だらけの訳もスルーされてしまう。 これまで何冊か翻訳の航空モノを読んだけど、 今のところズッコケ率は100%。 これから航空モノを訳す方がいらっしゃったら、 訳す前にぜひ内田さんの小説や専門書を当たってホンモノに触れて欲しい。 できれば、ホンモノのやりとりを聴いて欲しいところだけど、 そこまでは望みますまい。 素人の方でも、ユナイテッド航空の機内オーディオで聴けるので、 乗る機会があったら興味のある人は試して欲しいな。 というわけで、 日本に航空モノの作品が少ない理由がわかったような気がした。 一夜漬け的な付け焼刃の生半可な知識で航空モノを書こうとすると、 あちこちにボロが出てしまうにちがいない。 ただでさえ最近の航空機はハイテクのカタマリである。 甘い気持ちで挑戦すると痛い目に遭うかも。 航空業界出身の作家がこれからいっぱい誕生してくれるとうれしいのだが。。 ちなみに、 『機長からアナウンス』によると紅のタヌキこと砧機長のモデルは実在するらしい(笑)。 それと、 マイケル・クライトンの『エア・フレーム』について、 内田キャプテン(笑)の伝え話によって登場する場面があるので、 マニアの方は発見したらこっそりニヤニヤしてください。
内田幹樹さんの処女作だけあって渾身の出来栄えで何度でも読み返したくなる。航空機事故とミステリーのミックス加減がサイコーです。
ANAの元操縦士が描くエアラインミステリー。コックピットやキャビンの描写がとても詳細で、まるでクルーと一緒にフライトしているかのような臨場感がすごいです!現場を知り尽くした元操縦士の著者ならではですね。飛行機好きも、そうでない人も楽しめると思います。 所在:楽しむコーナー 請求記号:913.6||...続きを読むU14 資料ID:11230176
いいですねー 飛行機好きにはたまらないですね ちょっとハッピーフライトが入ってますが 元パイロットが書いてるだけあってDetailが効いてます 他作読もーっと
読み終わってからデビュー作?!となるほど文章が上手い。そのまま映画化出来そう。 濫読するタイプですが、しばらくたっても話のスジがすんなり思い出せるほど面白い。
内田幹樹の処女作。 教官として降り立った下地島で時間つぶしに読む本がなくなったことから書き下ろしたのが本書。 航空小説とパニックノベルが相性いいことは、さておき、文庫本350ページがあっという間に過ぎていく筆力は見事であり、処女作というのが驚きである。 兎に角、操縦を熟知したパイロットならでは...続きを読むの視点と書き込まれたディテイルによる臨場感で読み手をぐいぐい引き付ける。 仕掛けやこまやかに書き込まれた脇役もストーリー盛り上げる。 すばらしきエンターテイメント。
コクピット内だけでなく、CAの姿や航空会社の体質もわかる。機体トラブルを抱えながらの着陸操縦の描写は緊迫感もあり、さすが元機長と思わせる。機長、CAが協力して困難を乗り越えようとするシーンで、ちょっとウルウルきた。 でも、1回のフライトにいろんなことをてんこ盛りしすぎでは?!
パイロットとかCAとかよく知らない世界の、 組織の体質や上下関係、確執が面白い。 大きなトラブルに見まわれたときの各々の覚悟と、 大きな目的を共有することで、同じ目的を目指す思いが、 組織の体質や人間性でぎくしゃくしていた関係を超え、 生きるためにメンバーが役割を全うしていく様が感動。 ...続きを読む 何よりストーリーの展開が生々しく、汗をかいている自分に気づく。 物語の最後の人事決定に、彼らの命を預かっているという仕事の重みと 組織の体質を感じ、逆にほっこりしてしまった。
物語の導入部分にひきつけられた。 話もはらはらどきどきしながら読めて面白かった。 旅行に持っていくのにいいかも。
パイロットの書いた飛行機上で起こる事件のお話。 操縦のアレコレが詳細に書かれていることもあり、 飛行機好きにはたまらないかもしれません。
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