力学入門 コマから宇宙船の姿勢制御まで

力学入門 コマから宇宙船の姿勢制御まで

880円 (税込)

4pt

3.8

20世紀後半、宇宙開発が進むにつれ、回転運動や姿勢制御に関する力学の理論は長足の進歩を遂げた。この回転運動と中学・高校で学ぶ並進運動(直線運動)を組み合わせると、すべての物体の運動が説明できる。ロボット制御など、日常生活を支える技術にも役立てられている。本書は、「おおすみ」から「はやぶさ」まで、日本のロケットの姿勢制御に関わったエンジニアによる宇宙開発と新しい力学の入門書である。

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力学入門 コマから宇宙船の姿勢制御まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年09月27日

    平面での力のモーメントって中学生くらいでやった気がするんだけど、いくら二次元とはいえ随分難しいことをしていたのだなというのが一番最初の感想。簡単なところばかりをさらっている感じで、姿勢とは何かに関する説明もあまりなかったように思うけれど、それでも姿勢という概念に関するなんとなくのイメージが持てたよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月19日

     物理学者の視点ではなく、日本のロケット開発に携わっていたエンジニアの視点から書かれている。常に「モノ」の視点があり、理解できるかは別として、何を言わんとしているかのイメージはしやすかった。質点の動きから始まり、質点の回転、振り子を経て剛体の回転に行き着く。本編とも言える剛体の運動はやはり難しかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月31日

    力、質量、加速度といったニュートン的な力学はイメージしやすいが、このほかに、力、慣性モーメント、角加速度といった剛体の回転や姿勢に関する別の力学があり、こちらは、必ずしも直観では理解できず、計算も複雑であるらしい。本書では、これら2つの力学について一般向けに易しく解説されている。ただし、回転の力学は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月11日

    剛体の力学だけならば、大学の初等力学の教科書で間に合うが、工学的な応用も本書では多く触れられており、その意味で大変にマニアックな新書だ。テンソルの扱いを含め数学的な事は解説されていないので、ほとんどの人は消化不良に終わるだろう。

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