無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
極端な育児観をもつ親が増えている。赤ちゃんが集中しているからと1日7時間もテレビを見せる、手当たりしだいに育児教室に通わせる、赤ちゃんが思いどおりにならないからと自信喪失する。これらの行き過ぎた現象の背景には、20世紀的な右肩上がりの成長、発達観があるのではないか。「子どもの成功」にこだわりすぎることで、子どもからの自然な成長のメッセージを無視しているのではないか。本書では、脳科学、発達行動学を専門とする小児科医が、親を駆りたてる早期教育、臨界期等の“科学的根拠”をもう一度科学的に検証しなおすことで、「普通の育児」こそが今まさに重要であると説く。新しい「赤ちゃん学」の誕生である。【目次】序章 悩める母親の育児事情/第1章 誤解を生んだ「科学的根拠」/第2章 胎児の能力の不思議/第3章 生後二ヶ月革命/第4章 神経ダーウィニズムと子育て/第5章 テレビと育児/第6章 育児の目的と目標/第7章 子どもの発達を幅広く「見る」/あとがき/参考文献・引用出典
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年11月20日
結局のところ親も子も楽しんで、生きて行く。というシンプルな事が1番大切。
「脳科学」と一見難しそうな響きやけど、そうや。結局はシンプルな事なんや。って平らにしてもらえる1冊。
いくつかビビッとくる文章があったけど、子どもは「授かる」もので「作られる」ものではないっていうところは響いた。つい子沢山で当...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月24日
人間の赤ちゃんの、胎内での成長、乳児期の成長を知ることは、何か人類の発生から現在に至る進化をより深く想像させる材料になるのではないかと思って手に取ってみた。
赤ちゃんは予め埋め込まれた人類の成長スペック(遺伝子情報)に基づいて受精卵から細胞分裂を繰り返し、目的地たる人間の姿に近づいていくのだが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月23日
科学的な見解で赤ちゃんの脳の発達と子育てについてわかりやすく書かれています。
他にも子育て本を読んだけど、一貫してるのは、子供の発達過程を理解して、親が子供の成長を楽しむ。逆に、発達過程を知らないと、成長を喜べなくて、ちょっと損する!そして、一緒になって、本気で子どもと遊ぶ。与えて終わりではなく、与...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月10日
興味を持ったら何でもとことん調べてしまう癖で本書を手に。まさに我が子は「生後二ヶ月革命」の真っ最中とのことで、どおりで毎日の成長が面白すぎるわけか。
読書MEMO
■子育ての誤解
・誤解や勘違いを埋めながら、親子の絆を作り上げていく作業が子育て。
・親の自信喪失が子どもへの過度な期待や不安となって表...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月09日
何となくイメージ的にテレビを見せないようにしてたけど、これを読んで納得。受身になって自発的な発語が遅れる可能性がありそうですね。なら大手を振って、今の方針でいけます。それに限らず、おもちゃを使っていかに一緒に遊ぶかとか、考えすぎてもいけないけど、放任もダメっていう、まあ当たり前のことを再認識できまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月26日
[ 内容 ]
極端な育児観をもつ親が増えている。
赤ちゃんが集中しているからと一日七時間もテレビを見せる、手当たりしだいに育児教室に通わせる、赤ちゃんが思いどおりにならないからと自信喪失する。
これらの行き過ぎた現象の背景には、二〇世紀的な右肩上がりの成長、発達観があるのではないか。
「子どもの成功...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。