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おこわにチャーハン、なれずしにピラフ。米には数多くの種類があり、世界のさまざまな地域で、その土地や気候にあった調理法や食文化を発展させてきました。イネの研究者であり、米料理の名人でもある著者が、世界のいろいろな米や、米料理を紹介します。米は日本的なモノ、という考えがガラッと変わる、おいしい話。
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Posted by ブクログ
お米って日本とインドの2種類と思っていたから、もっとたくさんのバリエーションがあると知ることができた。 学術的なことだけではなく、食べ方、利用され方を軸につづられているところが面白い。
パスタに蕎麦、うどんにそうめん、ラーメン、冷麦。麺類も大好き だけれど、1日1回は口にしないと落ち着かないのがご飯である。 炊きたてご飯の香りは幸せである。最後の晩餐なら、最高の 日本米で作ったおにぎりを食べたいっ!あ…涎が。 でも、日本で食べられているお米だけが米ではない。世界には いろんなお...続きを読む米があって、いろんな食べ方をされている。それを ジュニア向けに書いたのが本書。 ジャポニカ米とインディカ米の名付け親って日本人だったのね。 そんなことも知らずに毎日、モリモリとご飯を食べてました。 すいません。 冷夏でお米が不作だった時、外国産の米がまずいやらなんやら と話題になったが、そもそも日本のお米とは特徴が違うのだから 同じように炊飯しちゃいけなかったんだよね。 それぞれの特徴を知って、料理別にお米を変えてみるとバラエティ に富んでおいしく食べられそう。 残念なのは写真が少ないこと。出来れば数ページでカラー写真を 掲載して欲しかった。 おまけ。ジュニア新書なので中高校生向けなのだが、途中で和辻 哲郎の話が出て来てびっくり。中高生で読むか?和辻哲郎。私は 読まなかったよ。
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佐藤洋一郎
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