戦後政治を終わらせる 永続敗戦の、その先へ

戦後政治を終わらせる 永続敗戦の、その先へ

847円 (税込)

4pt

3.6

いまだ敗戦を否認し続けているために「対米従属」を続けざるを得ない日本。『永続敗戦論』で一躍注目を浴びた著書が、占領下から55年体制の成立、冷戦後の混沌から現在まで、日本政治の70年を鋭利に考察、近代資本制社会の行き詰まり、排外主義、反知性主義の横行などの世界的な潮流をふまえながら、真の「戦後レジームからの脱却」の道筋を描く。戦後政治を乗り越えるための羅針盤!

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戦後政治を終わらせる 永続敗戦の、その先へ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    『永続敗戦論』の、その先へとあるが、まさに『永続敗戦論』の要素をふまえているので、著者の主張の総まとめがコンパクトにまとめられていて、1冊目コレでもいいのではと思う。
    『戦後レジームからの脱却』をとなえた安倍晋三は、実際には「戦後レジームの死守」とも呼ぶべき政策を強行してきた。本当の意味での「戦後レ

    0
    2022年10月09日

    Posted by ブクログ

    永続敗戦論の”その先”とあるが、”永続敗戦論”からの展開としては一冊の本にするには少し寂しい感じもするが、非常に鋭い現状分析にはやはり唸らされる

    0
    2021年06月12日

    Posted by ブクログ

    著者が以前から主張していた「永続敗戦レジーム」を中心に戦後政治から現在の状況まで論評しています。
    確かに戦争責任もまともに追及されなかったり、原発事故も誰も責任を問われることなくすでに「過去」に追いやらてきている状況で、社会は着実に新自由主義に染まるとともにその内在する問題点を否定するために右傾化し

    0
    2016年07月18日

    Posted by ブクログ

    包摂→排除→再包摂の政治を取り戻すために、排除された側の憤りに共感を示していかなければならないと思いました。

    0
    2016年10月10日

    Posted by ブクログ

    前作の「永続敗戦論」読んだ時には、こんなに話題になるとは思っていませんでした。この本は、前書きにも書かれていましたが「永続敗戦論」の続編という位置づけになります。

    本当だったら、選挙前に読んだほうが良かった本なのかもしれない。今思うと。
    でも、今からでも遅くはないです。本当にもう、自分の頭で考えな

    0
    2016年07月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    メモ
    P150 ナチスの高官、へルマン・ゲーリングの格言ー国民を戦争に引きずり込むのは実に簡単だ、外国に攻撃されつつあると言えばよいー
    ➡脚注30「国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。簡単なことだ。自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心

    0
    2017年10月09日

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