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Posted by ブクログ 2020年09月22日
内容(「BOOK」データベースより)
武上希美子は中堅老舗出版社の編集者、三十一歳。元気な祖母と二人暮し。手堅く教科書を出版している社が三代目の独断で人気落語家の本を出すことに。妊娠や病気で同僚が戦線離脱していくなか、この本を担当した希美子は制作の最終段階で大失敗。彼氏の浮気も判明し、どん底の彼女に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月27日
主人公が、肝心の寄席の仕事につくまでが長い。
そこからスタートしてもいいぐらいだと思うのに。
落語ミステリとしては、紅梅亭の方が好きかな。
落語風味も、今回はかなり薄いのが残念。
でも、彼らのその後は気になるので、とりあえずシリーズの続きは読んでみようと思う。
(なにしろ、すでに3作目まで買っちゃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月30日
老舗出版社の編集者をしている女性主人公が、突然家庭の事情で落語の世界に放り込まれる話。
『謎ばなし』といっても主人公にとっては『謎』だが、落語の世界に生きている人々にとっては当たり前のことなのかな、という印象を受ける。 でも落語の世界を知らない人間には、まさに謎だらけの世界。私も主人公と同じ立場な...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月25日
ヒロインが出版社で頑張るお話だと思って買いました。
そうしたら、落語を上演する寄席の話でした。
いえ、出版社の話でもあるのですが…
前置きが長かった気がするけれど、話を運ぶには仕方なかったのかな?
落語には詳しくないので、知識が増えて良かったです。
ヒロインの過去や家族の謎などが説き明かされて行く過...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月13日
新シリーズの導入となる本書は、主人公が寄席の席亭代理となるに至る出来事と、席亭代理として寄席の様々な出来事に遭遇して右往左往する様子が描かれている。
主人公は出版社勤務が10年ほどの一人前の社会人のはずだが、それにしては職業を持つ社会人としていささか未熟すぎるだろう。興業といった特殊な業界に無知と...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月17日
シリーズ化する気まんまんで、1冊まるごと序章って感じ。
両親が離婚して父親のことは何も教えられないで育ち、出版社に務める主人公が父の急病やら出版物のトラブルや紆余曲折あって神楽坂にある落語定席の席亭代理=席代に収まるというお話。
特定の落語をテーマにと言うよりは噺家さんお得意の符牒やら小噺やら満載で...続きを読む
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