昭和史

昭和史

935円 (税込)

4pt

4.3

日本はなぜ戦争に突き進んだのか。私たちは、何を失い、何を手にしたのか。戦時体制へと向かう戦前から、国家総動員体制となった戦中、敗戦を経て飢えと貧困にあえいだ戦後前半、そして高度成長期の戦後後半へと至る激動の六四年間。それはいわば日本が国家として自立を目指し、挫折し、再起する過程であり、そのなかで培われた土壌は現代もなお息づいている。未完の過去を、第一人者が一望にする昭和史の決定版。

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昭和史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年06月19日

    戦争が起こった理由。
    大日本帝国憲法が、民意を反映するシステムではなかったこと。これは必要条件であろう。
    明治国家の国造りの基礎、元勲達の権力維持のための少数エリート性、教育もあった。
    そして、十分条件は、民意が戦争を認めたということに尽きる。経済的な恩恵しかり。教育は大事。そして、民主主義も大事。

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    Posted by ブクログ 2016年06月10日

    本書は「大正」の末期となる1920年代から、「平成」の極初期となる1990年代に入った辺りに至るまでを鳥瞰し、「“昭和”とはどういう時代だったのか?」に関して、幅広い諸要素を巧みに取り込みながら、平易な語り口で綴ったという一冊で、広く多くの方にお勧めしたい感じだ…「昭和」に関するこういう本は「実は意...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月19日

    昭和全体を、政治や経済、文化などの面から、時代を下りながら解説していく。

    国民主権の大切さ、戦争の悲惨さに重きが置かれている論調で、良くも悪くも左な内容。
    問題点があるにも関わらずそれをオープンにせず、誰も正せず進んでしまう政治システムが、明治の伊藤博文や山県有朋によって形作られずっと続いてきた、...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    鉄道事情や文化まわりなど、他にない説明もあって面白い部分もあるんだけど全体的に説教臭さを感じてしまう。
    政治、経済のほか、庶民の生活にスポットを当てた説明が多く、流行の映画やテレビなどの文化についても詳しく書かれている。鉄道については特に詳しく、主要路線を走る列車の名前や本数などにも触れ、そのあたり...続きを読む

    0

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