ブラック・ダリア

ブラック・ダリア

1947年1月15日、ロス市内の空地で若い女性の惨殺死体が発見された。スターの座に憧れて都会に引き寄せられた女性を待つ、ひとつの回答だった。漆黒の髪にいつも黒ずくめのドレス、だれもが知っていて、だれも知らない女。いつしか事件は<ブラック・ダリア>事件と呼ばれるようになった――<暗黒のLA4部作>の第1作。

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ブラック・ダリア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月02日

    ジェイムズ・エルロイによる暗黒のL.A.(ロス・アンジェルス)四部作の第1作にあたる。第二次大戦後まもないロスを舞台に、実際に起きた事件を題材にしたミステリー。

    語り手はロス市警の巡査で元ボクサーのバッキー・ブライチャート。 バッキーはやはり市警に勤める元ボクサーのリー・ブランチャードと、ボクシン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月20日

    実際にあった事件を基にした話。主人公たちが追いつめられていく、暗い話。後半は謎解き、どんでん返しが続き、ミステリーとして秀逸。

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    Posted by ブクログ 2010年10月24日

    これからは簡単に感想を書いていこうと思う。「ダリア」によって人生が狂ってしまった人々の話。勝者はいないが、ラストに救いがあるのがいい。初期作品だからか、文体はエルロイにしては大人しい。

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    Posted by ブクログ 2010年08月15日

    1947年ロス市内の空地で若い女性の2つに切断された死体が見つかった。彼女は黒い髪に黒いドレスの姿で「ブラック・ダリア」と呼ばれた。女優に憧れ娼婦のような生活をしていた彼女を殺したのは誰なのか。元ボクサーでもあるロス巡査バッキーは複雑な人間関係に惑わされながら事件を追っていく。

    『ロス暗黒史』4部...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月10日

    ハードボイルド小説にはまっていた頃に、
    読み漁ったなかの一冊。
    エルロイ氏は作品はもちろん、自身の人生もかなりのもの。。。

    肝心の作品はグィグィ惹きこまれる感じがたまらない。
    もちろん、映画も見ましたよ!
    かなりイマイチでしたが。。。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    なかなか本題の「ダリア」が出てこなくて少々いらつくかもしれない。
    強引じゃないのと引っかかるくらい最後のまとめあげ方が凄い。
    挿絵がなくて本当によかったと思う刺激の強い内容なので、エロ、グロ勘弁な人は読まないこと。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    アイス&ファイアーが見た暗黒のLAは、作者であるエルロイの実体験である実母のレイプ死とブラックダリア事件を私たちに追体験させてくれる。それはただひたすらに血と暴力とゆがんだ正義に満ちている。4部作のTOPにして永遠なる暗黒小説にひたすら興奮するばかり。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     ううむ、凄い小説。こんな凄い小説を今まで放置して読まずにいた自分がとっても愚かに思えるくらいの、凄い小説。単細胞さんからぜひ読んでみて下さいと言われて、なんだか楽しみに取っておいた気分もあるんだけど、その期待全然裏切られませんでした。本当に圧倒されました。ヴァクスに圧倒されて以来、久々に圧倒されま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月29日

    「LAコンフィデンシャル」から読み始めたので、比較で言うと、さすがにかの傑作には及ばないと思うものの、素晴らしい力作。謎解きと犯人を痛めつけて解決、とならずに執拗なまでに真実を追い続ける、決してきれいごとではない、執念としか呼びようのないもの。そして、当初バッキーが取るに足らない娼婦と見なしていた、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月03日

    とっつきにくさはあるが、この前読んだアンダーワールドUSAのやつに比べれば、構成自体はかなりストレート。ラストに向けての畳みかけ方にはまだ若干のおぼつかなさを感じるが、やはり張り巡らせれていた伏線は一級品。しかし、エルロイの描く結婚式はあまりにもあまりな破滅フラグすぎて、もはや美しい。

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