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2016年のアメリカ大統領選では、政治経験のない実業家のドナルド・トランプ氏が注目を集めている。オバマ政権の外交政策や移民問題をめぐるその奔放な発言について、日本では面白おかしく見る向きもあるが、トランプ支持の背景にいる人々が「何に怒っているのか」を検証していくと、今度は逆に日本の社会の問題を考えるヒントが見えてくる。――なぜアメリカは彼に熱狂するのか――。
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Posted by ブクログ
2016年はアメリカ大統領選挙。 「トランプ氏」がどうのというよりも、そもそもアメリカ大統領選挙ってどんな制度?ということを知りたくて手にしました。思いの外、綺麗にまとまっていて、かつ最新の状況まで網羅されていたので、よかった。 歴史上、「共和党」と「民主党」が日本にどのような影響をあたえ、変遷し...続きを読むてきたのか?ということを知れたのが一番の収穫かな。海の向こうの出来事と考えているのではなく、自国においてどのような影響があるのかを知っておくことはとても大事なこと!
2017年1月にアメリカ、そして各国の未来が決まります。 本書は今行われている予備選挙、これから行われる本選挙についてと、そしてトランプというアウトサイダーの存在について綴られています。 アメリカは世界の警察官を辞めるでしょうが、それでも軍事力と経済力は世界一位であり、これからも強大な影響力を持つ国...続きを読む家であり続けます。 民主党政権が続いたアメリカは、社会主義的な路線を歩んできました。 外交力は没落し、最悪の結果となっています。 だからといって共和党になれば改善するか、という問題でもありません。 そこで、党に関係なくアウトサイダーとして出馬したトランプとサンダースが盛り上がっているのです。 サンダースは著者の予測通りクリントンに敗れましたが、トランプは本選挙へ進みます。 実際にこの結果を招いているのは、他でもなくアメリカ国民の民意です。 それを現実として受け止め、実際にトランプ大統領となった場合はタフな外交・交渉力が日本にも求められることになる、と真剣に思わされる一冊。
何故今トランプなのかということが、表層的ではなく、アメリカの歴史、共和党と民主党の特質と関係から、既存の報道とは違う切り口で分析してある点は興味深い。 しかし、共和党内部の人間故か、私は身内に甘いスタンスを感じたので、読者は各自の心眼を持って読み進めてほしいと思う。
共和党全米委員会顧問である著者が「身内」という立場でトランプ氏のことを書いてある本。ちなみにこの人の推しメンはマルオ・ルビオ氏だとか。 民主党(アメリカの)批判も共和党支持者だから当然書いてある。
さて、米大統領選の行くえ、どうなるのでしょうね…?誰に聞いても「最後にはトランプにはならない」と言いますが…
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あえば直道
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