咸臨丸、サンフランシスコにて

咸臨丸、サンフランシスコにて

638円 (税込)

3pt

4.0

安政7年、条約批准のため遣米使節団が江戸湾を出航した。勝海舟が艦長を務める「咸臨丸」には、瀬戸内の塩飽衆・吉松たち日本人水夫が乗り組むが、悪天候に悩まされ、病気も蔓延する。アメリカ人水夫との対立、士官・中浜万次郎への反発など不穏な空気の中、果敢に太平洋横断に挑んだ彼らを思わぬ運命が待ち受けていた。第27回歴史文学賞受賞作品を大幅改稿、書き下ろし後日譚「咸臨丸のかたりべ」を併載。

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咸臨丸、サンフランシスコにて のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    恥ずかしいことに今まで知らなかったことばかりだった。遅ればせながら今後もっと咸臨丸や開陽丸について勉強していきたいと思う。そして改めてサンフランシスコに行こう。まずは今秋の塩飽訪問が楽しみだ。

    0
    2012年05月29日

    Posted by ブクログ

    英雄視されているような歴史の主役達をなぞるような小説とは違い、まさにその時代に翻弄されながら生きた、名を留めない人達を描くことで、その時代の肉感を持って感じることができた。

    咸臨丸の話など、いろんな本、小説などでもよく語られていて何となく、歴史的にも近いところだし、資料とかは普通にたくさん残ってい

    0
    2012年12月26日

    Posted by ブクログ

    安政7年、咸臨丸がアメリカへの使節団を乗せて太平洋を渡った。
    その様子を一水夫の目線から描いた作品。
    病気にかかった水夫たちの帰国できない心細さや人情が物語を深めていく。
    併載は書き下ろし「咸臨丸のかたりべ」。
    一個人が生涯をかけて費やした咸臨丸研究の様子を小説にする。

    0
    2010年06月20日

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