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男を部屋に呼んだのは、体が切実に求めていたからではなかった。むしろ、どんな娼夫が現れるのか、じっくりこの目で見てみたいという挑戦的な気持ちが強かった。36歳の来実子には、30代と50代の二人の恋人がいて、彼らとの腐れ縁を絶つために、引っ越しの準備を進めているところだった。ダブルベッドが部屋の大半を占めているホテルの一室。30分遅れでドアをノックしたのは、ひと回りも年下に見える男だった……。息も詰まるような心理描写。プライドと恋の狭間に揺れる、来実子の新たな冒険が始まる。恋愛長篇の傑作。
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
たまには女流作家さんの本を読んでみようか恋愛小説に浸ってみようかと平積みされてたのを全然期待せずに手に取る。あらすじを読んで「娼夫かぁ」んーパッとしないなと思いながらも読んでみたらすっごい良かった!
言葉、心の内のかけひきが続き、娼夫がネタなのに一切そのような場面はない。
主人公の女性は娼夫の男を「...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月28日
久しぶりに、藤堂さんの小説を読みました。
う~ん!
タイトル通り、女の「プライド」で彩られた小説。
物語は、36歳の女性と、彼女が買おうとした娼夫を中心に進んでいきます。
女性には同年代の恋人と、50代の恋人、二人の恋人がいます。
彼女の、男を手管に取っているのだという女の誇り、
年下の娼夫に、...続きを読む
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