トレイルランナー ヤマケンは笑う

トレイルランナー ヤマケンは笑う

1,485円 (税込)

7pt

3.3

トレイルラン100マイル。
おおよそ170kmの間、山道を走る。
そのスケールを想像できるだろうか?

“プレッシャー”を“楽しさ”に変える!
限界を作らない生き方
高低差13000m以上の過酷な山岳地帯を
“世界一幸せそうに走る高校教師”の挑戦

現在、最も注目を集めるトレイルランナー“ヤマケン”こと山本健一。
公立高校で教師を務めながら、国内外のレースで結果を残し続けるトレラン界のトップアスリートである。

そんなヤマケンは、どんなときも“アドレナリン”を出して遊ぶのが大好き。
好きなことに本気で向き合い、心の底から楽しむのが“ヤマケン流”だ。
楽しさを周りに伝染させて仲間を増やすスペシャリストであり、彼の周囲はいつも笑いが絶えない。

楽しいことに全力で挑む男が選んだ“本気の遊び場”は、「ウルトラトレイル」と呼ばれる
世界一過酷な山岳レース。170kmもの果てしない距離の山道を24時間以上かけて夜通し走り続ける競技だ。
そんなウルトラトレイルを「景色を楽しみながら、ピクニックみたいに走りたい!」というヤマケンは、
レースがスタートしたその瞬間から誰とも闘うことを選ばない。

出会う景色、レース中に出会う人々、待っていてくれる仲間と家族、すべてのものに感謝しながら、
世界で一番楽しそうに170km先のゴールを目指すのだ。

2012年にはフランス・ピレネー山脈での160キロのトレイルレースで日本人初優勝、
2013年には累積標高13,000mという世界で最も過酷なレースの呼び声高いアンドラ・ウルトラトレイル(170km)で
第2位、2014年にはインド洋の真ん中にある火山島で行われたグランド・レイド・レユニオン(173km)で
第8位になるなど、数々の世界大会で結果を残し続けている。

どんなに厳しいレースの最中でも“ヤマケンスマイル”で軽やかに走り続ける姿は
今、多くのランナーから大きな共感を呼んでいる。

本書は彼がトレイルランニングとの出会いから、これまでの競技人生、
教師とトレイルランナーの両立、家族との関係、普段のトレーニングについて、
その半生を初めて語った一冊だ。本気で自分の人生を楽しむための極意がここにある!

■目次
はじめに
第1章 山の世界に踏み入れる
第2章 夜の闇を走る
第3章 100マイラーが知る幸福
第4章 内なる野生
第5章 進化した自分にゴールで出会う
おわりに

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トレイルランナー ヤマケンは笑う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    <感想>
    トレイルランナーであり高校教師でもある山本健一氏が書いたトレイルランニングの本。氏の競技歴をなぞる本でもある。徹夜で山中を走るランナーの気持ちを知りたくて読んでみた。勝ちたいとか有名になりたいといった他者との比較ではなく、純粋に走ることが好きな人である。そういう人でないと過酷な競技はできな

    0
    2021年05月11日

    Posted by ブクログ

    睡魔に襲われたら、たったまま目を閉じて7秒数える。7秒睡眠。
    エイドステーションで何を話そうか考えながら走る。
    山岳部で15キロのおもりを持って走る。
    痛いと思いながら走ると痛みをこらえた走りになる。痛いと思わずに走ると身体が痛みに反応する。
    お酒をやめると筋肉の弾力性や回復性が変わる。
    カフェイン

    0
    2016年12月22日

    Posted by ブクログ

    トレイルランナー、ヤマケンの言葉は修験道で悟った仏教者のようだ。

    欲を捨てる。他人と争わない。今の自分を受け入れる。周りの全てに感謝する。やはり険しい山を170kmも走るとなると人知を超えた世界を覗いてしまうのかもしれない。

    高校教師をしながら家族を養い、趣味と自分の能力の限界を極めるというシン

    0
    2015年11月19日

    Posted by ブクログ

    自分は、ここまで練習しているランナーでもないし、こんなに早く走れるわけでもない(彼の100マイルでの平均スピードは私の平地でのスピードよりも速い)。でも、走る気持ちという部分では共通のモノがあるような気がする。順位なんて気にしない(自分はまず、気にする順位でもないが)、走ることが楽しく笑顔(苦しい時

    0
    2015年08月17日

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