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技術バカでは生き残れない。東芝やシャープなど製造業が窮地に立たされている今、生き残っていく人材の条件とは? フラッシュメモリーの開発で知られる東芝出身の著者が全てのエンジニアにおくる一生食いっぱぐれない仕事の創り方。
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Posted by ブクログ
【感想兼備忘録】 大手メーカーに勤めるエンジニアの身として、これからの電機業界(というか職種)を考えたときに、このままでいいのかと焦燥に駆られる中で手に取った1冊。 内容としては、著者の東芝、MBA、大学教授の経験をもとに如何に業界の変化に対応するか、そうすることが大事かの考え方が書かれている。 ...続きを読む特に、日本の大手企業に多いボトムアップは事業範囲が多岐に渡る場合、俯瞰して事業全体を見渡せる経営者の視点が欠けていることがままあり、各部門をある程度は束ねて会社全体を最適化出来るリーダーシップが必要だ、という点に納得した。 私も自分の専門だけに閉じこもるのではなく、この技術が何に使われるのか、どうマーケティングに落とし込んでいくのかという広い視野を持ち、また、目の前の製品に頭でっかちにならず、応用の効く(または応用の発想ができるような)普遍的な技術を持ったエンジニアになりたいと感じさせてくれる一冊だった。
フラッシュメモリ開発に携わった元エンジニアが、理系も文系力を身に着けなければいけないと警笛を鳴らす。同様の話を聞くのは初めてではないものの、自身の経験からくる話は、エンジニアとしてのキャリアについて、いっそうの危機感をもつのに十分な生々しさを持っていた。この一点だけでも読む価値はある。 専門性が高い...続きを読むエンジニアという職業は、応用が利かないため転職が難しい。まさに、自分も感じているところであり、終身雇用神話が崩れてきている昨今において、無視できない事実である。読んでいてはっとしたのは、会社側は専門性を高めることを期待しているということである。いいように使われるのではなく、自分のキャリアを見据えて仕事をする必要性を感じた。
2016/02/14 丸善 ◯今の場所での評価が難しければ,別ルートを→著者の場合,アカデミックで論文を発表することで活路を開く ◯基礎を積んだ上で,経営を→その頂点がMOT
将来、エンジニアとしてどうしていこうか考えるかきっかけになった。異分野に積極的に関わる、マーケティングの視点も持つなど共感できることが多かった。筆者も言っていたが、本書に書いてあることが正解ではなく、逆の選択も正解になり得る、ようは自分で考え出した結論(どうしていくか)が正解なんだと思った。悔いなく...続きを読む生きていくためにどうしていくか考えたいと思った。
東芝でフラッシュメモリの開発に携わり、その後大学に転じた竹内健さんの著作。元の所属である東芝の現在の状況を見ると、『10年後、生き残る理系の条件』というタイトルは重くなる。竹内さん自身辞めるときに東芝の凋落を予想していたわけではない。激しい変化を予想できないということを前提にして、リスクを分散しなく...続きを読むてはならないと説く。つまりは、「生き残る」ためには、所属する組織ではなく、個人で生き残るだけの力と決断力を身に付けるべきだということだ。またそれに加えて、変化することを恐れるべきではないと。変化をチャンスと捉える心構えこそが大事なのではないだろうか。 著者とほぼ同年代の理系なので、冒頭に紹介される「電子立国日本の自叙伝」がNHKで放送され、半導体が「産業のコメ」と呼ばれていた著者が大学院を出て就職する時の状況はよくわかる。そのころ日本の独壇場であったDRAMはその後ほどなくしてほぼ撤退となる。世の中の変わる速度と方向は予想できないとするべきなのだろうなというのが腑に落ちる。 最後に人事コンサルタントの城繁幸との対談が掲載されているが、読む前から二人は話が合うであろうことが想像できる組み合わせである。自分の市場価値を意識すること、エンジニアも自ら変わること、が重要だという。その通りだな。10年前に読んでいたら、何かが変わっていただろうか。
エンジニアは専門性が高く、社内で頑張れば頑張るほど会社に過剰適応してしまう。社内価値を高める事と労働市場での人材価値を高めるのは全くベクトルが違う。じゃあどうすれば良いかという本。 ※エンジニアは会社の中で頑張れば頑張るほど世の中が見えなくなる。 →客観的視点を持つ(自分の強みを抽象化する) →履...続きを読む歴書を書く、人材派遣に登録する → ※理系力×文系力 →SNSで情報発信する →マネタライズ視点、経営視点を持つ ※英語が出来るようになる事 →英語ができないと日本の労働市場にロックされてしまう。 著者特有の視点 ※コミュニケーション能力アップ、課題解決能力アップの罠 →基礎教育なしで問題は解決出来ない →話す内容を持たない人はコミュニケーション能力アップしてもしょうがない。(良質なインプットが大切)
「生き残る理系の条件」ってタイトルですが、裏返すと「それでも活躍する文系の条件」ってなるんですよね。 最後の城さんとの対談を含め、若手~中堅ビジネスマンには必読かも、ですよ。
著者は東芝でフラッシュメモリの開発に携わった著名な技術者。当時は会社から見向きもされなかった苦労話、日本型経営への批判、技術職もマーケティングや経営など多方面への知見を深めてフットワークを軽くすることを勧めている。実績のある人の言葉は説得力がある。あらゆる仕事に通じる話。
電機メーカーの元エンジニアである私にとっては、共感できる点は多かった。 渦中の間は、何が正しいのかよく分からなかった。 でも自分がやりたいことに突き進んだ結果、生き残れた事実を前にして、今までやってきたことは間違ってなかったのだと後から分かった。 城繁幸さんとの対談も、内容が生々しくて面白い。 労...続きを読む働市場での人材価値を高めるのと、社内価値とは全くベクトルが違うとは、今まで意識していなかったがその通りだと思う。 さて、私はこれからどうするか。 もう若くはないけれど、まだまだ仕事人生は続く。 自分が納得の行く道を探して歩き続けたい。
技術者と、研究室の運営という両面を経験している著者ならではの内容だと思う。指摘は鋭いが、愛情がこもっている。 とくに半導体業界では企業の業績の浮き沈みは激しくなり、転職の機会も多い。 そのとき、自分が何をできるかをそのまま伝えるのではなく、雇用する側から見た強みをアピールする必要がある、たいう点が...続きを読む印象に残った。 難しいけれど、それができないと「この人が必要だ」と思ってもらえないだろう。
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10年後、生き残る理系の条件
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竹内健
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