珠玉のことばたち 浄土三部経と七高僧の教えより

満井秀城

浄土真宗の根本聖典である「浄土三部経」や「七高僧」からいただく珠玉の至言を通して、阿弥陀如来のご本願がつねに私たち一人ひとりの上に、たえずはたらき続けてくださっていることを味わう。
西本願寺の月刊誌「大乗」に連載された「金言礼讃」が待望の書籍化。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 哲学・宗教・心理
• 出版社: 本願寺出版社
• ページ数: 102ページ
• 電子版発売日: 2016年03月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

わずか101ページの小本。文字も大きく、平易な言葉で読みやすい。釈尊と七高僧の言葉から浄土真宗の教えを導く。
難を言えば、教学の方々はどうしても専門用語（テクニカルターム）をそのまま説明なく使われる傾向にあり、本書にも「信後の相続行は報恩行のことです」と普通に書かれていたり、他にも名聞利養、大悲心などの用語が噛み砕くことなく出てくる。読み進むにつれ、つまり後半になると頻出するため筆者の「慣れ」が見えてしまうのが残念だった。