人生はアイスクリーム

人生はアイスクリーム

671円 (税込)

3pt

4.0

妻と娘を喪ったことで、いつも自殺のことばかり考えている宗太。なにを食べても吐いてしまうため、コーヒーとポカリしか口にしない生活を送っていて、餓死まであとわずか……といったある日、アメリカに住んでいる姉と、その娘が突然、自宅を訪れる。 彼女たちの心配をよそに、精神的に立ち直る気配をまったく見せない宗太だったが、無邪気にはしゃぐ五歳の姪ジルの驚くべき秘密を知ることで、生活が一変する――。 人生は、やがて儚く消えてしまうもの。しかし、そこには、かけがえのない希望が満ちあふれている。

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人生はアイスクリーム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    宗太がすごく不幸のどん底で自殺まがいの行動をしているにもかかわらず言い回しがライトで何ともやるせない。
    ジルの力も本当に切ない。
    入り込んで泣いたり笑ったししてしまった。

    0
    2016年12月09日

    Posted by ブクログ

    前半のタナトス号に乗って突き進むような、主人公を他人のように感じなく、ライトノベルながらもしっかりと読んでしまう。根底に漂う作者の実際の家族に対しての鬱屈とした思いと、その逆のそうできなかった感情みたいな複雑な思いをかんじる。人生は不可逆的だが軌道修正はできる。そんな風に思う。

    0
    2016年01月31日

    Posted by ブクログ

    タイトルと帯にだまされた!家族をなくして拒食状態になった主人公のもとに、姉と5歳の姪が心配してやってくる。主人公だけでなく、登場人物それぞれがとても重いものを背負っていて、最終的には光が見えるけど、それまではたいへん、重い。前半の山を越えると、この作品のすごさがじわじわとわかってくる。これはライトノ

    0
    2016年02月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みはじめは、あ、合わないな、と思った。
    なんか癖のある文体だなと。
    読み終わりは、いい本を読んだな、と思った。
    文体も、なんだか癖のあるというよりクセになるというか。

    本屋で表紙&タイトル買いした一冊でしたが、後半に行くにつれ引き込まれました。
    予想よりファンタジー要素が多めです。
    一人

    0
    2016年08月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんというかふわっとした話ではあったが、面白いかった。翻訳者の描写が詳細で作者何者?っていうところがとても気になった。言語学とか学んでたのかな。

    でなにかもやっとする、と思ってたんだけど、ジルのキャラクターが面白いのでもっと素の状態を掘り下げて、主人公といろいろ絡ませて欲しかったというところだった

    0
    2016年02月21日

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