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いつの時代も忍耐を強いられるのは女――。昭和十九年。五人の子供に恵まれ、大店のお家はんとして過ごす柚喜だったが、その穏やかな日々にも戦争の暗い影が忍び寄ってくる。太平洋戦争が長引くなか、想いをあきらめ、夢を捨て、家を守るためにだけ懸命に生きた女たち。血脈の愛しさと切なさを赤裸々に描き、母と娘の絆を問う壮大な家族の物語、感動の完結。
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Posted by ブクログ
柚喜が氷菜をかばう台詞 恐ろしいんだけどカッコイイかな 自分はどっちかというと 柚喜ひいきかな 氷菜が決めた事には疑問を感じます 万喜を連れて行くなんて(涙) 「永遠の0」を読んでから 戦争ものは止めようと思ってたのに また、読むことになってしまった つらかったけど それでもよかったかな 播磨の...続きを読む風景とその時代を生きた人々のこと 自分なりに絵が浮かぶ 解説の言葉を借りれば 読み終えてしばらくたっても ふともれるつぶやき、涙のこぼれる気配が 近しい友のようにすぐ耳元で感じられる ……そんな小説でした
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