運命の王女をさがして

運命の王女をさがして

使用人同然の娘に知らされる真実――わたしが東欧の王女?ベストセラー作家が贈る、珠玉のロイヤル・シンデレラ物語!

両親を知らぬまま、幼くして酒場の夫婦に引き取られたターニャは、毎日のように杖で打たれてこき使われてきた。20歳になった今では身を守るため、美しい顔立ちに老けた化粧を施して店に出ているが、ある日、立派な身なりの紳士たちが現れて思いがけないことを告げる。自分たちは東欧の小国から来た国王と護衛で、ターニャこそ行方知れずの王女――そして、王の許嫁に違いないと。もちろんターニャには信じられない話。しかもその中の一人、顔に傷のある悪魔のような魅力の男はゆうべ、ターニャを娼婦と間違えて買おうとしたのだ!

■ついにMIRA文庫に初登場、人気作家ジョアンナ・リンジーのロイヤル・ロマンスです。個性的な登場人物たち、華やかでドラマティックなストーリーが魅力のリンジー作品。19世紀初頭、東欧の国の新王が許嫁の王女をさがしに米国に赴くところから物語は始まります。両親の顔すら知らないまま酒場夫婦にひきとられ、身を粉にして働くヒロイン。そこへ突然、見目麗しい紳士が現れ「あなたこそ東欧の国の王女だ」と告げたのだから大変。もちろん、なかなか信じることができません。もしも自分だったら…やはり信じられそうにはないかも。ちょっぴり(いや、かなりの)ひねくれ者ヒーローと惹かれあいながらももつれあう、海をわたるふたりの恋物語のゆくえ。見守っていただければ幸いです!

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運命の王女をさがして のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年03月21日

    ステファンとターニャ
    ツッコミどころも多いし全体的に冗長だけどサクサク読み飛ばしても楽しめる。
    ターニャのガッツに乾杯。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月30日

    酒場で働くヒロインは実は赤ん坊の頃に国外へ逃された王女で、尚且王様であるヒーローとの結婚が決まっていると言われ…。
    自立心の強いヒロインはこのシンデレラストーリーを簡単には信じずに、中盤まで逃げる→捕まるの繰り返し。
    若干飽きてきたところにヒーローの愛人が出てきて面白くなってきた。

    気骨のあるヒロ...続きを読む

    0

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