なぜ日本企業のビジネスは、もったいないのか

黒田豊

日本企業は、社員のモチベーション、潜在能力が高いのに、なぜ「面白い」ビジネスが生まれにくいのか。シリコンバレーで30年近く、革新的なビジネスモデル、イノベーションの誕生を目にした著者が、画期的なアイデアが活かせない日本企業、日本社会の文化・制度の落とし穴を具体的に指摘し、どうすれば再び活力を取り戻せるのかを提言。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 経営・企業
• 出版社: 日経BP
• 掲載誌・レーベル: 日本経済新聞出版
• ページ数: 232ページ
• 電子版発売日: 2016年02月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[ブクログ · ★★★★☆]

イノベーションは「技術革新」ではない。
ユーザーに価値を提供するものでなければならない。
日本は技術革新が起こせてもそこで終わってしまい、ビジネスとして世界に広がる仕組みが十分でない。その結果、イノベーションが起こせていない。
日本においてイノベーションの障害となるのは
次の３つ。
1.技術革新だけにとどまって、なかなかビジネスイノベーションの仕組みをうまく作れない現状。
2.画期的な新しいアイデアを消してしまう日本的思考や環境。
3.うまくビジネスイノベーションまでたどり着いても、それをグローバルにうまく展開できない現
状。
そのためにはどうしたらいいか提言が書かれてある。