きまぐれ砂絵 かげろう砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(三)~

きまぐれ砂絵 かげろう砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(三)~

990円 (税込)

4pt

3.8

「長屋の花見」「舟徳」「野ざらし」と落語に材をとった作品で構成した、さながら“都筑寄席”ともいえる『きまぐれ砂絵』、水に浸すと花開く酒中花、南蛮渡来の燈籠、かいやぐらの太刀など、珍奇な風物を巧みに織り込んだ、江戸情緒溢れる『かげろう砂絵』の2冊を合本。砂絵書きのセンセーを中心に貧乏長屋のおかしな連中が繰り広げる人気捕物帳シリーズ第3弾!きまぐれ砂絵かげろう砂絵

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きまぐれ砂絵 かげろう砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(三)~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    『なめくじ長屋』シリーズの5、6巻の合本。全篇が落語ネタという『きまぐれ砂絵』の趣向が個人的にツボ。謎解きもさることながら四季折々の江戸の風物が愉しい。お気に入りは、次いで『』野ざらし」、「夢金」、「酒中花」かな。

    0
    2013年11月25日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の話なのにあまり時代物という感じがしない、と常々思っていたのですが、その理由として武士の心構えがどうこうとか、武士の本分がどうこうとか、このシリーズにはそういうものが出てこないからだと『深川あぶら堀』を読んで初めて気づきました。
    むしろ江戸の習俗なんかはたくさんちりばめられているのに。
    これ

    0
    2011年11月26日

    Posted by ブクログ

    カタカナ語の漢字表記や、カタカナ表記の人名など独特の表現の時代推理小説。
    著者のあとがきにもあるように、落語を題材に書かれた捕物帳だが主人公は岡っ引きでも同心でもなく、センセーと呼ばれる砂絵師が探偵役で手下は同じ長屋に住む、特異なアウトローたちという設定。

    0
    2021年04月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ3巻。ついに折り返しだ。きまぐれ砂絵はこれまでの7編を破って6編しかない、と思ったら全部落語のタイトルだそうで、創刊の時は“なめくじ長屋とりもの落語”の副題だったそうだ。解説も面白かった。作者による“推理作家の出来るまで下巻”からの再録だそうだ。自伝的なものかしらん。本当、江戸時代のことを全

    0
    2013年11月10日

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