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二〇〇二年、著者は、『ぷちナショナリズム症候群』で、皇太子夫妻第一子誕生に熱狂する人々、ワールドカップ日韓大会にわく若者たち、などを観察し、「ニッポン、大好き」と言ってしまう日本人に対して、右傾化とファッショの萌芽なのか、と警鐘を鳴らした。一三年たった今、「愛国ごっこ」は「ごっこ」ではなくなり、あの時の心配はすべて現実に起きてしまった。安倍内閣から、ネトウヨ、ヘイトスピーチ、反知性主義、安保改正まで、現代日本の「愛国」の現状と行く末を改めて分析する。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年06月03日
大きな国民国家形成、ナショナリズムの形成には人間の心のメカニズムを知り操ることでスムーズに政治を動かせるのだとわかった。「反動形成、躁的防衛などの心のメカニズムによってより強いものを求め自らを擬態させ内なる不安を打ち消そうとする=同一化」人間は自らのアイデンティティの揺らぎを政治的批判を行うことで、...続きを読む
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