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従来の社会システムの多くは、耐用年数がすぎ、人や組織の在り方を窮屈にしている。多様なスタイルや解放的な文化をつくりだしていくには、この「かたい社会」のシステムや人間関係を、中心ではなく周辺部分からゆるめていく脱力的なアプローチが不可欠だ。ゆるい就職・NEET株式会社・鯖江市役所JK課……脱力的で実験的なプロジェクトの実態と、携わった当事者の生々しい感情の交錯から「新しい何か」の萌芽を探っていく。
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素晴らしい
素晴らしい名著です。大学生や若者にはもちろんのこと、企業の重役を担ってる人にも読んで欲しいです。
Posted by ブクログ
今までのかたい社会に対する実験的な新しいコミュニティの実例 JK、NEET、就職アウトロー等の社会への巻き込み方やそこで観察された考察が素晴らしい (コテンラジオでの話の方が面白かったけど)
1.大好きなコテンラジオを聴いてこの本にたどり着きました。 2.本書では、「ゆるい関係」ということが主なテーマとなっており、一般的な規則やルールとは異なる形の世界観を持った人たちのリアルを描いています。著者自身、人とは違うという自我が芽生えたことで、現代社会の疑問や問題点についてより感じるようにな...続きを読むっています。 そこで、鯖江市のJK課という部署を設置するという前代未聞の活動を行います。もちろん、最初は反対の嵐ですが、継続していくとその声は静まってきます。そして、この活動の後にNEETを対象として会社を設立します。この活動の中での学びや発見、当時のストーリーなどがこの本には書かれています。 3.ボランティア活動に身を投じている身としてはとても沁みる話でした。学生は「居場所」ということにこだわっていることや「当たり前の枠組み」について疑問視しております。だからこそ、大人では考えないような意見を言ってくれることがあります。その時に私たちはその意見を「違うんだ」と蓋をしてしまわずに、「おしゃべり」をとおして理解しあうための努力をしていく必要があると感じました。そして、この「おしゃべり」に問題解決の圧力をかけてしまうと学生は委縮してしまいます。そうさせないために、私たちは自分のことは二の次で、とにかく「発言してもいいんだよ」という雰囲気作りが大切だということを痛感しました。
課題を解決しようとする時に、自分も含めて、正面から突破しようとしがち、結論を急ぎがち、効率重視なコミュニケーションになりがちなことに気づいた。本当に何かを変えるのであれば、「面倒くさいこと」にも向き合い、信頼関係と脱力(リラックス)してコミュニケーションできる場を作ることが大事。 この本から学ぶこと...続きを読むが多かったし数々の実験的プロジェクトの話もとても面白かった。
人生と仕事のあり方の距離感
若新さんはニュース番組のコメンテーターとして出演されていて、いつも素敵なコメントをするなあって気になっていたから読んでみた。 私は社会人3年目になったところで、仕事が人生に占める割合の高さに嫌気がさしてきて、このままで良いのだろうか?と考え始めていたので、 「人生と仕事のあり方との間にほどよい距...続きを読む離感をもたせたほうが良いのだと思います」という一文に、はっとさせられた。 仕事頑張りすぎなくてもいいんだ、って少し脱力できたし、そのことで仕事に対して力を抜いても良いポイントを見つけられた気がして、気が楽になった!読んで良かった〜〜
#タメになる
想像的脱力、まさにこの言葉通りでかつ、これでできていない日本人がどれだけ多いことか。 こう言った話を真剣にできるかどうかで身の回りのコミュニティの居心地は大いに変わってくるのだろう。 とても良い本でした。 想像的脱力、まさにこの言葉通りと思いつつもタイトルをもっと工夫できれば、もっと売れたのでは無い...続きを読むかとも思う。
千葉日報のコラムで、国立千葉大学付属小学校の校長?が引用していた本。コロナ禍での子どもとの接し方についての記事で、紹介していた。興味深かったので、手にとったけど、とても面白かった! 曖昧で不確実な現代のコミュニケーションをうまく表現してる。なんというか、これは世代論の本でもあると思うんだけど、この...続きを読むとてつもない可能性を秘めた人たちのちからを引き出す、中高年の人たちの力量、度量、懐の深さ、愛情とかが問われている気がする。 序章で、ゆるいコミュニケーションについて、書いてます。 「ゆるい」というのは、「いい加減」だということではありません。きっちりとは固定されていないのに、つながっている。強制されているわけではないのに、参加している。必要に迫られているわけでないのに、欲している。細かいことは決まっていないのに、全体としては成り立っている。一見もろそうに見えて、実は「かたいつながり」以上の「ネバネバ感」があり、「まとまり」がある。 (中略) つまり、「ゆるいコミュニケーション」は、一人ひとりの異なる価値観やスタイルをお互いに認め合い、それぞれの個性的なパーソナリティを引きだし合うことができる「成長の機会」なのです。
NEET株式会社や鯖江市JK課などに関わってきた人の本。 正直、「うさんくせー」って思っていた。 でも、作った狙いにはかなり納得させられました。 現状をぶち壊す新たな対立軸を作るのではない。 「ゆるい」集まりを作ることで、何かが生まれるかもしれないというゆるい発想。 現行のあまりにも硬すぎる就活、...続きを読むそれに染まれない人たちが集まった「ゆるい就活」など、色んな試みを紹介。 自分自身、就活には染まれなかった人間なので、すごく同意しながら読んでいました。
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創造的脱力~かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論~
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若新雄純
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