もう一度、抱きしめたい 脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま

もう一度、抱きしめたい 脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま

990円 (税込)

4pt

4.5

生まれたときから脳性まひで、車イス生活をよぎなくされ、一人では食事もできない。そんな著者が結婚し、生まれた子どもはダウン症と診断された――。
「わが子がダウン症児として誕生したとき、ぼくは歩いたこともないのに、膝から崩れ落ちていくように自分の感情が壊れていくのを止められなかった。発狂してしまいそうだった。障害者を取り巻く環境など、それを知り過ぎている自らの記憶が忌まわしかった」
それでもわが子への愛情は日に日に大きくなり、不自由な体で、NICU(新生児治療室)に入院する愛児のもとに通い続けた。「ケンジはなダウン星の王子なんだ…でも王様に何かあったらダウン星に帰らなきゃいけないんだ」
ともに障害者という父と子の、432日――短くも濃密な1年2ヶ月を綴った感動の記録。

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もう一度、抱きしめたい 脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    2004年に生まれた赤ちゃんのことについて書かれています。
    この頃と比べて、15年たった今は障害についての人々の意識がかなり変わったなと思います。
    まだまだ変わってない人もいるけど、そういう考えはもはや時代遅れと言われるくらいにはなりました。

    昔はよく「親を選べない」「望んで障害を持って生まれてき

    0
    2019年05月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んで知ったのは、中村さんが重度の障害を持っていて
    3歳まで生きられないと言われたのだけど、お元気で50歳になられていて
    脚本、小説、エッセイなどを書いたり、沢山の講演をされている方だということ
    初めての新聞エッセイを頼まれた時は、宮本輝さんの
    『命の器』と『二十歳の火影』を教科書として読ん

    0
    2011年09月11日

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