サンタのくれた恋人 ボスは最高！ ＩＶ

メリッサ・マクローン / 山田沙羅

サマンサは目の前に立つたくましい男性を見て動揺した。リード・コナーズ。かつて夢のような時間を分かちあったあと、彼女を捨て去り、何の連絡もよこさなかった人。彼に恋した代償はあまりにも大きく、サマンサは自分の夢も家族も失い、懸命に生きてきた。ようやく心の傷も癒えたころに、なぜ現れるの？冷ややかな態度をとるサマンサに向かって、リードは陰りをたたえて言った。「ぼくたちは惹かれあっているんだ」

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: シルエット・ロマンス
• シリーズ: ボスは最高！シリーズ
• ページ数: 160ページ
• 電子版発売日: 2015年11月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

ボスは最高！の４作目。
シルエットのボスと秘書系の連作はここのところいい感じのが多く、この連作も全て私好みです。
元さや＆シークレットベイビー(結果的にそうなっちゃった)もの。
子供が出来たのでヒーローに言ったけれど、相手にされず近くにいた人(元恋人とか親友とか)と結婚し、その人の子供として育てるというパターン。そして２人が再会したときに旦那さんは亡くなっている。
子供がサンタクロースに「新しいパパが欲しい」とお願いしたときに、サンタが何でも知っていてアドバイスをしてくれます。そして夢にパパが現れていろいろ相談にのってくれたりもします。

大抵のパターンでは、ヒーローが子供がいることを知らされなかったとき、どちらかの両親や親戚が関与している場合が多いけれど、これはちょっと違った人物が関与してきます。
ものすごく綺麗にチャンチャンって終わるのですが、いまいち納得が出来ない人物がいるのです。さて、それは誰でしょう？