ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
二〇一五年のNHK大河ドラマの主人公・文を描いた唯一の小説。松陰の妹として生まれ、玄瑞に嫁した、幕末維新の長州に咲いた可憐な一輪の花の生涯。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
久坂玄瑞は幕末の長州藩士であり、吉田松陰の義弟としても知られる いわゆる尊皇攘夷…すなわち天皇を尊び、外敵を排除せんとする思想に立っていた 昭和17年の日本ではニーズがあったのだろう しかし実際のところ、彼は幕府との軋轢がもとで朝敵にされた おまけに久坂の死後、長州藩は下関戦争の敗北を経て開国派に転...続きを読むじ 倒幕のためにイギリスの力を借りることとなるのだった そのあたりは小説の中であいまいだ ある意味、史実は繰り返されることになるのだが… 「久坂玄瑞の妻」とは、つまり吉田松陰の妹のこと 先にも書いたように、これは昭和17年、太平洋戦争の初期に出版されたもので おそらくは戦時下の妻、および未亡人たちに その心得を与えようというテーマのもと、企画されたと思われる 中身はそれほど堅苦しいものじゃないが それでもまあ、大河ドラマがなければ再刊されることはなかっただろう ただ、解説が興味深いことを書いていて なんでも、戦時中にこの小説を読み 深い感銘を受けて、ペンネームに久坂姓を取り入れたのが 夭折の女流作家・久坂葉子なんだとか 愚直なまでに自らの信念を貫き通す そんな生き方にこそ憧れた人々にとって 終戦直後の日本が生きづらいところであったのは 想像に難くないけれども
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
久坂玄瑞の妻
新刊情報をお知らせします。
田郷虎雄
フォロー機能について
「河出文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
久坂玄瑞の妻 小説 吉田松陰の妹・文子
「田郷虎雄」のこれもおすすめ一覧へ
▲久坂玄瑞の妻 ページトップヘ