誰が世界を変えるのか ― ソーシャルイノベーションはここから始まる

社会・政治 3位

誰が世界を変えるのか ― ソーシャルイノベーションはここから始まる

ひとりの一歩が、こうしてすべてを変えていく

人は誰でも、世の中の現実に不満や疑問を抱くことがある。身のまわりの世界を、よりよいものにしたいと望む瞬間がある。だが、私たちは、社会を変えるのは一握りの偉大な人々だと考えがちだ――が、そうではない。世の中の変化は、時代の流れは、意外なところで生まれるのだ。

ソーシャルイノベーション――劇的な社会変革は、物事を個別に見ることをやめ、社会のシステムを構成するさまざまな要素間の関係をつかむことから始まる。この「システムと関係」のレンズを通して、本書は人と人、個人と集団、人と社会の間にひそむ関係性のルールを明らかにする。

犯罪を激減させた“ボストンの奇跡”、HIV/AIDSとの草の根の闘い、いじめを防ぐ共感教育プログラム、失業・貧困対策、自然保護、障害者支援……それぞれの夢の軌跡から、コミュニティを、ビジネスを、世界を変える方法が見えてくる。インスピレーションと希望に満ちた一冊。

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誰が世界を変えるのか ― ソーシャルイノベーションはここから始まる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2020.31

    改めて読み直し
    ・「Getting to Maybe」というタイトル。直訳なら、かもしれないを目指す。
    その日本語タイトルは、「誰が世界を変えるのか?」というオシャレさ。
    ・発展的評価指標なるものがある

    0
    2020年06月12日

    Posted by ブクログ

    ソーシャルイノベーションを起こした事例がたくさん書いてある。ソーシャルイノベーションが起こるところ、持っている課題なども赤裸々に綴ってあるので、そこの潔さも面白かった。ソーシャルビジネスをして、それがイノベーションになるのか本当に迷ったときにもう一度読みたい。大事なのは信じるこころ。Maybeの領域

    0
    2014年10月09日

    Posted by ブクログ

    Getting To Maybe
    不確かな世界で、ただ立ち竦むのではなく、不確実性をも呑み込んで、一歩前に踏み出してみよう‼…と思わせてくれる一冊。

    ■書評ではない自分史的散文
    レビューを書こうと思ったが、もう既に多くの方がまとめているので、私は、私自身がこの本から、何を感じ、何を考え、どう動いて

    0
    2012年07月01日

    Posted by ブクログ

    トリガーワード:今ここ、「かもしれない」、単純なルール、変化、思考は行動の一部、つながり、ソーシャルイノベーション

    この本のポイントは、「思考は行動の一形態である」ということだと思う。個人個人の思いが世界を形作っている、そしてその思いが行動となってイノベーションを起こす、そして世界が変わっていく、

    0
    2012年01月18日

    Posted by ブクログ

    カール・ロジャーズの「エンカウンター・グループ」論と同じほどの感銘を受けた。両者には明らかに通低するものがある。
    多数の事例から得られる知見の紹介は卓抜な箴言にあふれる。
    ここ数年間抱えていた組織と個人にかかわるさまざまな課題に対する多くの洞察だけでなく、自分の生き方にまで指針を与えられた。
    このよ

    0
    2011年11月04日

    Posted by ブクログ

    小さな変化が世界を変えるほどの影響を及ぼす。

    社会起業家の実例を踏まえながら複雑に入り組む要素を丁寧に解説しており、結論がなく混沌としがちな複雑系の本の中でもダントツに分かりやすく、スラスラ読める。

    各章の冒頭に載っている詩も含蓄があって考えさせられる。終始惹きつけられたが特に自分に影響を与

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    第1章 暮れ始めの灯り
       ・複雑性は可能性を意味する
    第2章「かもしれない」をめざす
       ・世界は驚くほど単純なルールで動く
       ・社会起業家はルールを変える
    第3章 静思の時
       ・社会起業家は行動しながら考える
    第4章 強力な他者
       ・権力と巧みにわたり合う
    第5章 世界があなたを

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    誰が世界を変えるのか
    変えたいという思いを持ちそれをなんとしても実現させる強さをもったごく普通の人たち

    次はあなたの番だ!的な
    行動するだけ!的な

    たくさんのいい言葉に会えた

    0
    2022年09月14日

    Posted by ブクログ

    「誰が世界を変えるのか」その言葉に胸がドキドキした。
    純粋にその答えが知りたくて本を読んでいた。しかし、正解はないのかもしれない。

    本書には、「かもしれない」という不確実なものに対して立ち向かっていく世界中の様々な人たちが描かれている。その人たちは、のちに社会起業家といわれる有名人というより、「こ

    0
    2020年06月23日

    Posted by ブクログ

    複雑系を踏まえたリーダーシップのあり方について、つぎつぎと良書を翻訳、出版している英治出版からの1冊。

    「社会変革に取り組む人たちの感動の物語が沢山、入っているのかな。たまには、そういう話も読んで、元気をもらおう」という感じで、読み始めたのだが、書き方は非常に客観的、理論的である。

    そういう

    0
    2017年04月30日

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