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テレビや雑誌などでレシピを紹介し、家庭の食卓をリードしてきた料理研究家たち。彼女・彼らの歴史は、そのまま日本人の暮らしの現代史である。その革命的時短料理で「働く女性の味方」となった小林カツ代、多彩なレシピで「主婦のカリスマ」となった栗原はるみ、さらに土井勝、辰巳芳子、高山なおみ……。百花繚乱の料理研究家を分析すれば、家庭料理や女性の生き方の変遷が見えてくる。本邦初の料理研究家論。
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Posted by ブクログ
その時代に活躍した料理研究家から見える、その時代の女性の社会参画や料理の位置付け、各料理研究家の「料理」の捉え方が見えてとても面白かった。料理研究家それぞれのビーフシチューの作り方の比較にもその方の信念や時代が現れていてまた面白い。
この本に出てくる料理家は有名人ばかりなので知っている。 どの時代のどの料理家にも思いがあり、学ぶべき事がたくさんある。 久しぶりに料理がしたくなってきた。
小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代。阿古真理先生の著書。昔は料理研究家といえば女性で、女性の料理研究家が女性のために料理を教えていた時代。今は男性の料理研究家がとても増えて、男性の料理研究家が男性のために料理を教えることも増えている。料理は女性がするべきもので料理下手な女性は女性失格、そん...続きを読むな時代遅れの既成概念が変わりつつあるのは素晴らしいこと。そして料理上手な男性が魅力的な存在とされているのも素晴らしいことだと思います。
非常に面白い。 料理研究家の変遷とその背景が、女性の社会進出とともに端的に書かれている。 登場人物については深掘りしつつ、さらっと書いてあるが、膨大な資料からの分析が気持ちいい。 惜しむらくは参考文献が書かれていないことだろう。 なお、サブタイトルが主であり、女性二人の名前はアイキャッチ的な意味合い...続きを読むである。
料理家と人気レシピから読み解く近代女性史。スバラシイ! カツ代&栗原レシピは私の料理の基礎でもある。時短メニューとおばさん風のカツ代さんを、社会も見つめる「アーティスト」、カリスマ栗原さんを、野暮ったさが魅力の「アイドル」と看破するのはお見事。 ビーフシチューと肉じゃがのレシピを比較しながら...続きを読む、哲学者のごとき辰巳、徹底した美意識の有元…と的確に各料理家を分類、こちらの頭の中でも再編成とラベリングが行われてスッキリ。男性じゃなく「男子」料理家への目配りも楽しい。 あー、こんな面白い新書はほかにないわ
小林カツ代も栗原はるみも、とても身近な料理研究家。実家には「ごちそうさまが聞きたくて」があるし、家には「決定版 小林カツ代の毎日おかず」がある。今でもたまに参考にしているけれど、それぞれの料理研究家の背景まで考えたことがなかった。また、時代により求められる料理研究家が変化していることも知らなかった。...続きを読む ビーフシチューのレシピ比較も、面白かった。 ゆっくり料理がしたくなった。
洞察が深い一冊。 料理が苦手な主婦が存在するようになった背景に対する考察などもあり、興味深かったです。 それぞれの料理研究家のビーフシチューのレシピを比較しているところも面白い。 どの料理研究家もポリシーがあるところなど、確かにそうだなと気付かされました。 料理研究家それぞれの特徴をズバリと述べて...続きを読むいるのも凄いです。 有元葉子→ずば抜けたセンスの持ち主 藤野真紀子→美人 コウケンテツ→イケメン 辰巳芳子→オレンジページには決して出ない
時代と共にバックボーンの違う料理研究家がフォーカスされるけど、日本の食卓はレベルが高いと思う。 料理本やSNSにあがる料理レシピの数々が無くならないのは暗黙の了解のうちに求められているレベルの高さじゃないかと思う。 時にそんなに頑張らなくていいと言ってくれるのは、男性の料理研究家の方ばかり。女性の...続きを読む料理研究家からもそんな声を聞けるようになるといい。
大好きな料理研究家の名前が並ぶ。これは読まずにいられない! 中には、小林カツ代、栗原はるみのみならず、昭和の時代からの人気を博した、料理する人なら聞いたことがあるだろう料理研究家の名前とその生い立ちやその研究家のレシピの特徴、その時代の女性や家庭の時代背景とともにつづられている。 その時代によって料...続きを読む理の位置づけ、暮らし方、女性の働き方の変化があって、こういう料理研究家が出てきたのか、と膝を打つ一冊だった。
まえがきより 料理研究家を語ることは、時代を語ることである。 彼女・彼達が象徴している家庭の世界は、社会とは一見関係がないように思われるかもしれないが、家庭の現実も理想も時代の価値観とリンクしており、食卓にのぼるものは社会を反映する。 それゆえ、本書は料理研究家の歴史であると同時に、暮らしの変化を...続きを読む描き出す現代史でもある。 あとがきでも触れられていたが、この本は「料理研究家とその時代を研究した本」ではあるけれど、「女性史の研究」という意味合いが強い本になってしまったとのことである。 この本を読むと、それぞれの時代に女性に求められたものや押し付けられたものが浮かび上がってくる。料理研究家というのは、そんな女性たちに救いの手をのべるような存在だったのだ。
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小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―
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