絞首台の黙示録

絞首台の黙示録

924円 (税込)

4pt

4.0

長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。生後3ヶ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ〈文〉〈工〉と書いて同じタクミと読ませる名付けをした父。だが、実家で父の不在を確認したぼくは、タクミを名乗る自分そっくりな男の訪問を受ける。彼は育ての親を殺して死刑になってから、ここへ来たというのだが……神林長平、三十六年目の最新傑作にして、最大の野心作。

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絞首台の黙示録 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    すごかった…
    いや、何が凄いのかうまく説明できないんですけれど。
    流石としか言いようが無い!

    意識とは、自我とは。哲学ゾンビの話がまた此処で出てくるのですが(「誰の息子でもない」と同じく)最近の神林長平作品は昔よりもっと、ぐっと核心に迫る様な書き方をされていると思います。(そしてまだまだノビシロが

    0
    2017年06月10日

    Posted by ブクログ

    まさに死刑執行の場面から始まり、その後、話の核心がつかめないまま進む。
    結局生きてるのは誰?と、途中何度も思った。

    0
    2015年11月13日

    Posted by ブクログ

    期待して読んだが、心のあり方、人とは、自分とは、というテーマについては面白いのだが、ストーリーとしては消化不良の感が残る。何が本当で、いや、本当とか現実とは何か、という話もあるが、読み手にとっては一貫したストーリーとして捉えにくい。それが狙いかもしれないけど。

    0
    2016年03月03日

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