無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。そして、世間に逆らって自分を貫いた人間たちには、どこかしら時代を超えた普遍性が感じられる。本書は、その中でも極めつきの、それでていて日本ではほとんど紹介されていない四人の人物、モンテスパン侯爵、ネー元帥、犯罪者詩人ラスネール、死刑執行人・六代目サンソンを取り上げる。【目次】まえがき/第一章 モンテスパン侯爵/第二章 ネー元帥の悲劇/第三章 犯罪者詩人、ラスネール/第四章 六代目サンソン/あとがき
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年10月06日
ラスネールは澁澤龍彦氏の小ロマン派の記述で知っていて、
もうちょっと詳しい事が知りたいなぁと、手に取った本。
いや、これは面白かった!
他にネー元帥やモンテスパン侯爵、六代目サンソンと、
反骨溢れる、信念を曲げられない不器用な生き方の
人物の生涯がわかりやすく綴られている。
この著者の他の著作も読み...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月26日
[ 内容 ]
フランスの歴史を注意深くひもとくと、正史にはめったに登場しない魅力的な奇人・変人に出会うことが出来る。
国王、国家、法制度等への反逆であったり、その逆に忠誠であったりと、その逸脱した人生は様々だが、彼らに共通しているのは、自分自身の生き方に徹した反骨の精神である。
そして、世間に逆らっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月02日
死刑執行人サンソンの著者が、フランス史で光の当たらない人物たちにあえて光を当てた一冊です。最初に著者が言っていたとおり、この本に登場する4人はあまりにも不器用で変人で、それでもどこか愛すべきところを持ったとても魅力的な人たちです。その中でもやっぱり六代目サンソンの話(『死刑執行人サンソン』は四代目)...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月19日
タイトル買したんだよな、この本って。私が思い浮かべる反骨の人と
言えば、宮武外骨、桐生悠々なのだ。だから、このふたりに似たような
フランス版のミニ評伝なのだろうと思った。
読んだ結果…。本書で取り上げられている4人は、誰も反骨でも変人
でもなかったよ~。シクシク。
強いてあげれば最初に出て来るモ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。