夏のおわりのト短調
  • 完結

夏のおわりのト短調

669円 (税込)

3pt

4.8

大学受験を控えた夏、両親の都合であこがれの叔母さん一家に預けられた袂。だが、その家の人たちは、それぞれ意外な秘密を持っていて…!?

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夏のおわりのト短調 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月15日

    私の中で、歌人の穂村弘さんが絶賛された女性漫画家は、私にとっても、少女コミックの概念を覆されるような、世の中の見えない決まり事を軽く逸脱した、斬新な視点の多様さと、人間は単純な思考能力を持った存在では決して無いことを、文学的描写で表現されている素晴らしさを感じさせられ、それは、佐藤史生さんもそうだし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月17日

    収録作「裏庭の柵をこえて」(1981年)を
    初めて読んだときは涙ボロボロ止まらなかった。
    これを読んで、泣きはしないまでも、
    涙する私に共感してくれない人とは友達になれない気がする。
    蠱惑的な美少女に惑わされてよろめくオジサンを描いた
    「たそがれは逢魔の時間」も好き。

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    Posted by ブクログ 2009年11月01日

    ははーん だいぶ好きだな、今までの大島作品ナンバー2くらいいくよ。
    微妙な年頃によくある揺れる思いを、こうもサラっと書いてしまえる。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    思春期の女の子が持つきらきらとした理想や不安感、残酷すぎるほどの潔癖さ、汚れた者たちへの嫌悪感。大人になるということはそれらを脱ぎ捨て、生々しく醜悪な現実を泥だらけになりながら生きるということの切実な意味を知ってしまうことなのかもしれません。汚れた存在に抗いながら、客観的で乾いた視線で大人が持つ湿っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    全編いい感じの編集

    「たそがれは逢魔の時」
    昔の好きな女の子に気持ちを伝えられなかった
    過去に縛られている40の男が
    当時の面影がある少女に出会い恋をする話

    妻は浮気していて
    この少女は売春をしている

    男は抱いていいといわれるが
    預金を全部渡して売春をやめるようにつたえる

    少女は売春をやめ ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    表題作は、最初は読みにくく意味がわかりづらいなと思っていたら、突然ラストですべて美しく収束したのでおどろいた。

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    Posted by ブクログ 2016年07月14日

    身に刺さるような痛みを感じる作品集。
    「たそがれは逢魔の時間」の崩壊感覚、
    「裏庭の柵をこえて」の疎外感が皮下にびっしりと詰まった夏の感じ、
    そして「赤すいか黄すいか」の人が灰になる場面!

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    Posted by ブクログ 2012年05月17日

    表題作を含む5つの作品集。独特な世界観の中で人の心のずれや病みや狂いみたいな事が描かれてる。ふっと考えると恐くなるような内容は面白い。表題作の西洋館に暮らすおばさまが狂ってく様は心理ホラー。おじさんと少女のお話は切なく…いや、どれも濃い。

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夏のおわりのト短調 の詳細情報

  • カテゴリ
    少女・女性マンガ
  • ジャンル
    少女マンガ
  • 出版社
    白泉社
  • 掲載誌・レーベル
    LaLa
  • ページ数
    330ページ
  • 電子版発売日
    2015年09月11日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    50MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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