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Posted by ブクログ 2023年01月31日
初・大島弓子
衣良ちゃんのもつ怖さは、生きていくうえで大なり小なり誰もが感じているこわさだと思った。
明日が怖い気持ちを「きょうはあしたの前日だから」と言わせるセンスが素敵。
少女の中にある生きづらいほどの純粋性が、おもたすぎない詩的なリズムで発せられ、物語はポンポン思いも寄らなく進んでいく。そし...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月28日
「かわいい」の源流の一つなのだと思う。ちょっと「抜けた」女の子の幼稚性と女性性と母性。そしてその魅力と暴力。
本書は「かわいい」とはどんなことなのかを期せずして炙り出しているのかもしれない。
また、同様のことを男性にも言える気がした。男性の持つ倒錯。つまり女性になって女性的な振る舞いをしたいという欲...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月04日
初めて読んだときは「繊細すぎてついてけない。『つるばらつるばら』の方が成熟してて好き」とか思っていたが、改めて読み返してみると熱烈なファンがいるのも分かる大傑作でした。壊れそうで脆そうだけど、どこかふてぶてしい少女達と、とてつもなく優しい青年の世界。唯一無二です。大島さんと同時代に生きているだけで幸...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月02日
もう 何十年も前からの愛読書 古く 紙も変色してきているけど…これは漫画というジャンルを超えてる名作だと思う
何故か?心が折れそうになった時に 読んでは 結局 涙してしまう。青春時代と心は変化していないのか?って思えるくらい 。本屋さんで 大島 弓子さんの作品を見つけ出すのは 困難かもしれないが、是...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月13日
「さよなら女達」で大島弓子は只者ではないと思い始め、「四月怪談」と、この作品で打ちのめされました。
岡崎京子の漫画を読んでいると大島弓子をリスペクトしているのが、いろいろなシーンから感じられますが、その出典が一番顕著なのがバナナブレッドのプティングだと思います。
毎日、生きていくのが辛くて、前向きに...続きを読む
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