江戸の幽明 東京境界めぐり

江戸の幽明 東京境界めぐり

1,300円 (税込)

6pt

4.0

知の怪力作家である著者が、江戸「朱引」の内外を歩いて、江戸とはどんなところだったかを体験していく熱情込めた大作。都心をはじめ周縁部でのさまざまな出合いに、著者の好奇心はとどまるところ知らない。本書は新しい東京の姿を味わえる。

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江戸の幽明 東京境界めぐり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月07日

    新書なのにこの分厚さ!荒俣先生の博覧強記を表しているかのよう。中盤まで読んでいくとこの量感と質感がここちよく、どんどん読み進めてしまう不思議。そもそも朱引なんて知らなかったし、区分けも何度か行われていたこと、特定エリアのトリビアなどなどがてんこ盛りで、そんなに東京に詳しくない私でも充分に楽しめた。特...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月27日

    江戸とその外との境界を、荒俣宏が「ブラタモリ」した本。江戸の境界は、朱引というらしいが、自分の住んでいる東京西部でいうと、落合あたりが境界であり、境界のあるところには火葬場があるらしい。たしかに納得。落合近辺では、哲学堂公園を散歩しているのだけど、やたらとこの公園を大絶賛していた。今度行ったときは、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月04日

    荒俣宏先生による江戸の街歩き。ただ単に現代でも江戸の街を感じる場所を歩くのではなく、御府内と郊外との境界線である「朱引」の内外を歩いて、江戸を浮き彫りにするというさすがと思わせる面白い企画。途中は荒俣先生の思い出話に脱線したりして、平井呈一との交流や太宰治、芥川龍之介など文化人の話もあったり、新書の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月22日

    ・荒俣宏「江戸の幽冥ー東京境界めぐり」(朝日新書)は 荒俣流東京案内である。第一部は概説、第二部から東京めぐりである。その最初のあたりにかうある。江戸の境界を示す「朱引のうちとそとに不可思議で曖昧な江戸が成立してしまつたのである。ひよっとすると、江戸は中心部より郊外がおもしろいのかもしれない。」(1...続きを読む

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