マンボウ　恐妻記

484円 (税込)
2pt

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3.7

10件

文学を志し、家庭は顧みず、結構モテて、わがまま放題。そんな夫にも優しく尽くす、十歳年下の若い妻。ハンブルクで出会って結ばれた二人の新婚生活は、圧倒的な亭主関白モードで始まる。しかし躁病をきっかけにエスカレートした夫の蛮行には妻もブチ切れ、ついに大逆襲に――。淑やかだった妻を鍛えた、壮絶なる四十年の結婚生活を回顧する、愛情エッセイ。『マンボウ愛妻記』改題。

マンボウ　恐妻記のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

＃タメになる＃笑える＃切ない

Posted by ブクログ 2012年05月16日

北先生が双極性躁鬱病だとは母親から聞かされていましたが、それでも結婚できるんだなぁとこれを読んで思いました。しかし北先生の奥様は強い！

Posted by ブクログ 2014年08月24日

【本の内容】
文学を志し、家庭は顧みず、結構モテて、わがまま放題。

そんな夫にも優しく尽くす、十歳年下の若い妻。

ハンブルクで出会って結ばれた二人の新婚生活は、圧倒的な亭主関白モードで始まる。

しかし躁病をきっかけにエスカレートした夫の蛮行には妻もブチ切れ、ついに大逆襲に－。

淑やかだった妻...続きを読む

Posted by ブクログ 2013年11月09日

奥様への仕返しのような体裁の本書だけれども、
読み進めるとラブレターを読んでいるかのような錯覚が。。

Posted by ブクログ 2009年10月04日

ヒザ小僧がかわいいと思ってつきあいだした可憐な少女も、今ではかなりの猛女となった・・・

精神科医をやめ、作家になった北先生を影から支えた奥様のお話。

『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーになり、売れっ子作家となった北先生だが、41歳にして突如躁鬱病を発病し、株で大損、借金まみれ

奥様の支...続きを読む

Posted by ブクログ 2018年09月09日

プライバシーの切り売りと見るか微妙なところですが、まぁ当事者が仕方ないと思っているなら、その読者と共犯関係が成立する訳で。
一つ言えるのは、自律性の欠落は日本の作家に長らく流れる良い意味でも悪い意味でも美徳とされていて、この作家もその流れにいるということかも。病というどうしようもない事実を勘案しても...続きを読む。

Posted by ブクログ 2014年07月15日

愛妻紀改め恐妻紀ととなるところが楽しい。氏が破天荒な人生を生きたか、その一端を知ることができる。躁鬱病の躁状態がいかに大変か本書で知ることができた。この本を執筆していた時も鬱状態だっんだろうな。氏独特のユーモアが少ないですね。

Posted by ブクログ 2010年05月15日

手癖で書かれた文章だとは思うが、読みやすい。
割と時系列も適当な感じなのだけれど、
気がつけば家族の始まりから終わりまで
しんどさを感じさせず、しっかりと見せてくれるのはこれもひとつの才能か。

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年10月13日

【Impression】
「マンボウ愛妻記から変更されました」がマジなのか皮肉っぽくしてるだけなのか分からんけど、こういうのおもろい。

この人が躁鬱とは知らんかったけど、まぁ航海記よりは薄い内容ではあるけど、皮肉感が好き

やっぱりこういう夫婦関係の方が上手くいくような気がするなー、まぁ身勝手な注...続きを読む